劇場公開日 2007年12月15日

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「"ライ麦畑でつかまえて"」チャプター27 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0"ライ麦畑でつかまえて"

2020年9月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

インタビュー記事を読んで失望したのか?自分には無い物を全て持っている事への嫉妬心が怒りへ?理不尽極まりない動機、そこまでの行動に及んだ経緯に信憑性もアヤフヤで、オノ・ヨーコは何を思う??

ジョン・レノンを偉人として伝説的な存在の高みへと位置付けてしまったマーク・チャップマン、ポール・マッカートニーも偉大だがThe Beatlesを超える存在では無いように、ジョン・レノンはソレを超えてしまった存在に、誰にも知られない男が最も有名な人物に殺人者として、爺さんになってパッとしない活動や姿は見たくない、ある意味で偉業を成し遂げた行動、間違った考え方ではあるが。

あんな太ったキモい男に話し掛けられて好意を持つ女の名前はジュードって"Hey Jude"にしても強引さが目立つし、ショーンと出会う場面は全く関係無いが「ジョーカー」で子供のブルース・ウェインとの件を思い出したり、伝記映画として脚色の粗さがチョット気になる。

ホールデン・コールフィールドに心酔する男、居場所が分かればJ・D・サリンジャーの前に現れる行動も取っていたか?

仮釈放は赦されない、マーク・デイヴィッド・チャップマンの人生に"チャプター28"はあらず。

万年 東一