フローズン・タイムのレビュー・感想・評価
全9件を表示
彼の性癖とは、
時間を止めたい、
時間を止めて何をする、、??
これは男の永遠のロマンなのかしら。
まぁ女にももちろん時間を自由に使えたらと、夢はある。
主人公の性欲を夜中のスーパーで最大限に生かされているのが何よりだと思う。
止めるだけで巻き戻せることはでかないから、もちろん叶わないこともあるけど、そこは彼のコミュニケーション能力や行動次第ということで。
彼女にフラれてから一睡もできなくなる。
じゃぁその夜をお金に変えてスーパーでバイトしよう。
そして時も止めて、タイプの女性の服、みんな脱がしてモデルになってもらって絵を描こう。
好きな女の子も描いて、絵画展もひらく夢を叶えたよ
^ ^
まさにTime is moneyにつながっていくのかな笑笑
映像美
映像美。
ただ、それ以外は若干退屈。
パーティーの服をシャロンが選ぶシーン、最終的に着て行く事に決めた淡いオレンジのシャツより、絶対最初に着てた真紅のシフォンの方が似合うって思って、「自分のことわかってないな」って思った。
ら、やはりそこはぬかりなく。
ラストシーンで着てた。真紅のワンピ。真っ白な雪の中に、真っ赤なワンピースが映えてて、とても素敵だった。このためにとっておいたんだね、と言いたくなる。ロマンチックなラストシーン。
73点
前半スーパーまで撮り方が好きで
綺麗な映像やった!
後半からコメディ寄りの
愉快な仲間たちとの触れ合いからの恋愛
ほっこりの中盤
後半はありがち展開やけど
1秒1秒目に焼き付けて家で絵を描いてる時に
その時を思い出して描くからその間だけ
止まっている時間を過ごしたとかと思ってた
最後に一緒に止まった時間を過ごした2人や
フードの男の意味があるやろうけど
そんなに汲み取れなかった
画が美しい
主人公がふった女の子が怒り狂ってシーンから始まる。
「君を幸せにすることはできない」と自分からふっておきながらも、彼女がすぐに他の男と付き合っている姿を見てショックを受ける。
写真を見返して、彼女と積み重ねたキラキラした日々を思い出し…不眠に陥る。
彼はとても愛情深い青年なのだ。
どうせ眠れないなら時間を有意義に使おうとスーパーでの夜勤のアルバイトを始める。
主人公はなぜか時間が止められる。
止めた時間でスーパーのお客さんの絵を描いて描いて描きまくる。
そこで挿入される、彼が美大に行くきっかけともなった、初めて女性の曲線美に魅了された時の回想…
それがあるから、スーパーのシーンに戻っても主人公の彼と同じようにただ美しいものを見ている感覚に。
徐々に同僚の女の子を好きになる。
時間を止めて密かに彼女を描いて描いて描きまくる。
ふたりの関係が少しずつ動き始めた頃、店長の誕生日パーティに一緒に参加する。
そこで再会した元カノ。
元カノのことなんてこれっぽっちも未練もない主人公。
でもトイレの列に並んでいる時に一方的にキスをされてしまい、それを目撃した彼女はショックを受ける。
それに気づいた彼は、そこでまた時間を止めて、何日も考え悩んだ。
「時間を止めることはできるけど、戻すことはできない」「起こってしまったことを変えることはできない」
と。
そこで彼が考え抜いて出した結果は、彼の愛を表現すること。彼なりの方法で。
彼が今まで密かに描きためた彼女の画だけを展示した個展に彼女を招待する。
その画には本当に彼女への愛がたっぷり詰まっていた。
それを見た彼女は言葉なんていらなくて、見れば分かると…ふたりは復縁。
静止した雪降る夜の中でのキスシーンはとても素敵だった。
有名フォトグラファーがカメラを取っただけあって、本当に画が素敵だった。
現在のシーンから過去への回想シーンの移り変わりも粋な感じで。
映画を観たというより、美術館に行ってきたような気持ちが後に残る作品だった。
最後に題名が理解出来る
最初はエッチなシーンが多いですが、後半はエッチに感じることなく見ていました。
失恋して、恋愛するっていう映画だけどキレイな映画だと感じました。
フローズン・タイム。時を止めるからフローズンかと思いきや、ラストのシーンでフローズンの意味を知る。
ラストの雪でのキスシーンが凄くキレイでした!
一風変わった恋愛映画
チープなコメディからで始まるけど、素敵な映画。
人の頭の中のつぶやきを見ているような。
シャロンがセインズベリーズのやる気のない夜勤の疲れた店員から、イケてる女に徐々に変わっていったのは圧巻。
女の人のたちの裸も美しかった。
さすがファッションフォトグラファー!
コメディはいらないんじゃないかとも思ったけど、あったからこその徐々に美しくなっていく不思議な映画に仕上がったのかー。
これ隠れた名作じゃないかい???
なんか面白い映画だったなあ
惹きつけられる
くだらないジョークで失笑してたら、突然アートな絵面になったり、で、ラストはああいう教えを説くような、名言的なの残してくでしょ?
意味わからなくない???
まあでも主人公が時を止めて二日間迷うシーンはたまらなく良かったですね。そのシーンもっといるでしょ、深掘りしてよもっと見せてよって感じだった。
そのシーン長ければなあ!
あと個展のシーンも良かったですよね
シャロンが美しくてデッサンもまあ素晴らしくみえるんですよ、
ただ結局何かが残るわけではなかったなあ
いやたぶん監督の世界観が作られ過ぎてて、まだ分かってないだけかも…
2回目見なきゃなあ
エターナルサンシャイン、たしかに通じるものはあります
短歌を一首『傷抱え 凍る秒針 夢遠く 瞳に残る 永遠(とわ)のデッサン』by全竜
乳房を露わにされた若き裸女が立ち尽くすパッケージが強烈でエロスのイメージが先行しがちだが、ストーリー自体は、彼女に振られたショックで不眠症になってしまった美大生が、スーパーの夜勤中に時間を自由に静止させる能力を身に付け、恋と芸術に苦悩するセンチメンタルな心中を繊細に描いた青春ドラマの傑作である。
時間を思い通りに操れても、人間の心は上手くイカない皮肉なメッセージをイギリス独特の少し毒っ気を含めた自虐的ギャグで盛り込んでおり、最後まで飽きない。
著名な写真家がメガホンを握っているため、スローを多用したゆったり流れる世界観に実力が輝いている。
そのセンスは金縛りに女性を脱がし、全裸にして裸婦画デッサンに勤しむヌードシーンにもためらいなく発揮されており、女性こそ美しき被写体の頂点である事を証明していると云えよう。
しかも、裸婦画を描き終えると、彼は1人1人裸の女性に服を着せて元通りに戻す。
イタズラは一切しない。
紳士の国・イギリスの気品の良さが垣間見えて好感が持てた。
まさしくエロスの美学である。
全9件を表示