「ランボーな副題は、なんとかならんのか?」ランボー 最後の戦場 マロピさんの映画レビュー(感想・評価)
ランボーな副題は、なんとかならんのか?
毎度、思うのだが、「副題」ってのは余計じゃなかろうか。
この「最後の戦場」ってのは全くもって不要だろう。
何をもってして「最後」なのか?
映画を観る限りでは、まだ続編作れそうだし・・・。
さて、肝心の映画のほうだが、今回のランボーは人体爆裂ショー。
シリーズ1作目の「ランボー」は孤独と悲哀を描いた男の物語が、時を経て人体爆裂ショーへと変貌を遂げた。
それにしても、今回の悪役は、かなり悪。
女子供に容赦なく、銃をぶっ放し、地雷でのレース、陵辱虐殺、首チョンパなど鬼畜ッぷりがすごい。
そこに、さっそうと、弓矢を片手に現われるランボー・・・カタルシスだ。
そして、その後に続く死体、死体、死体の山。
人体損傷の具合など、肉片が四散する様は賛否両論だろうが(スタローン本人もこれで興業的に大きく損していると思うと自覚)、僕は映画のシークエンスとして高評価。
パート2や3の印象で、ずいぶん軍事アクションモノの印象が強いランボーだけど、今回は話のスケール的には、小規模だし、どちらかというとパート1に近づいた感があり個人的には好きかも。
いずれにせよ、人間兵器であることを自覚している彼に「最後の戦場」という副題は全く持って似合わないことだけは確かだ。
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