スリザーのレビュー・感想・評価
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森に、宇宙から隕石と共に地球にやって来た地球外生命体が潜んでいた。 これを発見したグラントは、ナメクジのような生命体に寄生されてしまう。
動画配信で映画「スリザー」を見た。
2006年製作/95分/R15+/アメリカ
原題または英題:Slither
配給:東宝東和
劇場公開日:2007年12月8日
ネイサン・フィリオン
エリザベス・バンクス
マイケル・ルーカー
グレッグ・ヘンリー
ブレンダ・ジェームズ
タニア・ソルニア
ジェナ・フィッシャー
ロイド・カウフマン
ロレーナ・ゲイル
監督のジェームズ・ガンは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の監督・脚本で
一気に注目された。
ディズニーの会長アラン・ホルンは、ガンのTwitterの投稿が不適切だとして、
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』3作目の監督から解雇した。
理由は小児性愛、レイプ、人種差別、ホロコースト、エイズなどのツイートが発見されたから。
ガンはドナルド・トランプへの批判を続けていて、
トランプ支持派によって過去のツイートを掘り起こされ、拡散された。
ガンは過去のツイートについて謝罪した。
ガンの再雇用を求める請願サイトには、35万人の署名が集まった。
解雇から9か月を経てガンが監督に復帰すること決まった。
ガンは2025年公開のスーパーマンの監督と脚本を担当している。
米国の田舎町。
森に、宇宙から隕石と共に地球にやって来た地球外生命体が潜んでいた。
これを発見したグラントは、ナメクジのような生命体に寄生されてしまう。
グラントを演じるのは主に悪役で多数の映画に出演しているマイケル・ルーカー。
グラントの様子を不審に思う妻スターラは、
夫がすでに人間ではなくなっていることを知る。
スターラを演じるのは地味だが多数の映画に出演しているエリザベス・バンクス。
警察署の事務係を演じるのはガン監督の妻(当時)のジェナ・フィッシャー。
身体がイカのようになってしまったグラントはスターラに襲いかかる。
彼女の幼馴染の警察署長ビルがかけつけた。
グラントは逃げた。
グラントを追ったビル達は恐ろしいものを目にした。
はち切れそうなぐらいに膨らんだブレンダだった。
ブレンダは爆発した。
彼女の体内からは無数の地球外生命体が飛び出した。
ナメクジのようなその生き物たちはいっせいに村人を襲う。
襲われた村人たちはすべてゾンビ化してしまった。
ビルたちはどうやってこの事態を収拾するのか?
終劇後のクレジットが終わってもまだ映像がある。
地球外生命体がまだ地球に潜んでいることが判明する。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
王道演出、王道展開が詰まった良い映画
ジェームズ・ガンの『ドーンオブザデッド』脚本以降、『スーパー!』以前作品(その間にスクービー・ドゥーの脚本なども書いているが)
地球外生命体に人間が襲われ、操られ、次第に周りの人間を襲い始め…という展開がシリアスに描かれるが
特撮感とえらく浮いたCG、なのに動きは妙にリアルで転んだりする人間(宇宙人も)のコメディ要素の塩梅は絶妙
ホラーやSFとしての演出もありきたりに思えるが、コメディやドラマとの組み合わせが新しく感じるものも多く、映画好きとしては笑いながら楽しめた
「良い話になると思わせてそうでもない、でも良い話?でもそうでもないよなぁ」とゆらゆら揺さぶってくる監督
「寄生獣」+「Alien」+「The Strain」+ナンやらカンやら
①マーベル映画の中でも良く出来ていた「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で感心したジェームズ・ガンの初監督作とのこと。初監督とは思えない安定感ある演出で最後まで飽きさせない。②話も上手く出来ていて最後まで予断を許さない。かなりブラックな話だしグロいシーンも多いのだが何か可笑しいのだ。
80年代B級ホラーオマージュなのかな。
たまたまTSUTAYAで見つけて即レンタルしてきた。
特殊メイクのチープさも込みで80年代のB級ホラーっぽさが良い。
多分、意識的にオマージュしてるんだろうなー。
低予算映画のしょぼさを感じさせないジェームズ・ガンの上手さが光る。
シンプル&安定の侵略者
ジェームズ・ガンなんですね!
「うわ!気持ち悪っ(笑)!」と、思いながらも 楽しく鑑賞しました。
こう言った作品を観ると、どうしても昔っぽさを感じてしまうけれど、B級っぽさ全開で そこが逆に良いのかな。
エリザベス・バンクスのダンナが ハゲツルピッカのマイケル・ルーカーで、地球外生命体に乗っ取られ 徐々に変貌していく姿は、身を乗り出して凝視する程 気色悪かった(笑)
身体を乗っ取られゾンビ化した町の人達が「スタ~ラ~~…」「スタ~ラ~~…」ってウヨウヨしてるのには流石に笑った。
大ナメクジの侵略
ねちょねちょと気持ち悪い大ナメクジが地球に侵略を仕掛けるB級SF。監督はジェームズ・ガン。
今やマーベルの作品も手掛ける大物が監督を務めた超ド級のB級ホラーだ。この手の良作は「パラサイト」だと思うが、この血みどろの不快感MAXのB級ホラーは本作の右に出る作品は無い。
ストーリーは特にひねりのないものだが、インパクトが大きい為か、数あるこの手の作品の中で最も印象強い。ナメクジエイリアンに寄生された人間は、ゾンビそのもので、ゲロ?で攻撃をして来る。この時点で不快感MAXだ。きちんとラスボスも登場し、盛り上げ役はこれで決まりだ。
触手ひと振りで腹を割かれ、腸がドバっと飛び出す描写など、スプラッタ表現が多く、ホラーファンも納得のシーンもきちんと用意されている。ジェームズ・ガンはこうでなくては。
ひねりは無くともストーリーにはきちんと筋が通っており、余すとこなく楽しめる。B級ホラーのお手本の様な作品だと思う。ぜひBlu-rayをリリースして欲しい。
B級モンスターパニックとしてはグリードに次ぐ良作
ガーディアンオブザギャラクシーの監督作ということで借りてみた。
全く別ジャンルで脚本まで担当しているにも関わらず、緩急も展開の盛り上げ方もさすが、超大作に8年後大抜擢されるだけある力強い作品だった。まさかの主要キャストに驚きつつ、きちんとスリラーの定番要素と、新しい展開を織り交ぜ最後まで楽しめる出来となっている。
やはり誰にも癖があるので、タイトルインやBGMの使用箇所がまんま監督だなと思える。小ネタの使い方も嫌いではないが、少々この作品ではやりすぎたかな。
食事中には観ない
気持ち悪いです。なんか。
スプラッタはそれほどではありませんが、
登場するエイリアン(ナメクジ!)と最強のラスボスがやけに不快。
この手のSFホラーは「パラサイト」や、「ボディ・スナッチャーズ」、「インベージョン」などがありますが… その中でも抜群の気持ち悪さです。
ま、そこが良いんだけども。
エイリアンに寄生された人間はだいたいの他作品では異常な行動を見せるだけですが、本作は完璧にゾンビです。ま、「ドーン・オブ・ザ・デッド」の脚本家だから納得…?
グロ苦手な人は止めましょう。
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