ヒットマン(2007)のレビュー・感想・評価
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無表情でロボットの様なヒットマン、まさにイメージ通り。
見逃していて観てみたい作品ではあったが、意外と良い作品。
元々はゲームが原作なのだが、その主人公の無表情で淡々とした
ヒットをこなすその姿勢がこの映画の一番の魅力です。
もちろん、アクションシーンや心理戦、駆け引き等飽きさせない
シナリオで最後までワクワクして観る事が出来ました。
他の方のコメントにも会った通り、ステレオタイプといえばまあ
そうなのかもしれませんが、私には何となく、「ゴッド・ファーザー」
シリーズのイタリアの無慈悲なヒットマンに近い印象が蘇ります。
全然関係ないかもしれませんが、子供を集めて殺し屋にして
組織の命令をこなす、ヒットマンを要請する。つまりはですね
殺し屋版「タイガーマスク」ですな。
そして組織に裏切られて壮絶な返り討ちが始まる。
また、主人公の格好(ファッション)がすごくかっこいい。
ヒロイン役のオルガ・キュリレンコもすっごくセクシーで
一発でファンになってしまいました。
次にボンドガールになったのもうなづける。
皆さん、お薦めです。
小粒ながら
ヒットしなかったヒットマン。
普通の人が銃を乱射して・・・。
この映画、どっかで観たようなトリックしか出てこないし
凄みは全くないです。
ロシア大統領の暗殺の際も、建設中のビルから射殺。
そんなところに建設中のビルがあったら要注意で
間違いなくマークされてますって。
武器商品を殺す際も、ワインに毒を入れてトイレに行かせる。
その時点で警戒されるし、護衛がトイレに他の人間を入れるなんて
ありえないでしょ。
最後の大聖堂(?)のシーンでも、ガスマスクをつけた
警察にまぎれての立ち回りとか「レオン」・・・。
リュックベッソンが絡んでるらしいけど、だからって言って
同じことするってどうなんですかね。
また主人公は「とてつもなくクールで凄腕の暗殺者」
「完全無欠の暗殺者」ってことらしいですが
正直それほどでもないです。
娼婦との一緒にいる間に何かが変わったようには見えないし
最初から最後まで普通の暗殺者レベル。
誰でもわかるところに爆弾を仕掛けたり、水洗トイレに銃を隠したり
最後まで普通のカッコイイお兄さんでした・・・。
様式美にでもしたいのかもしれませんが、
もっと、アッと思わせる何かがないと厳しいですよ。
おいおい、脱ぎすぎ(^^;!!
世界中で大ヒットしたゲームソフトが原作なんだそうですね。ゲームをやらない吾輩にとっては、全くわかんない世界なんですけど、予告編の映像を見た時から『こりゃ、面白そうやん!』と楽しみにしておりましたので、結構期待して観に行ってきました。
ま~、薄いストーリーですこと!そもそもが、アクション・ゲームなワケですから、そりゃあ仕方ないと言ってしまえばそれまでなんですが、あまりにもペラっペラ(^^;!ホント観終ったあと、な~んも残りません。その代わり、ツッコミどころは満載(^^;。!
ただな~んにも考えず、御気楽に観るにはピッタリの映画です(一応、褒めてるんですよ!)。観ていて笑っちゃうくらい、銃をブッ放しまくってますし、近接戦闘の格闘シーンも、かなりスタイリッシュに撮られています。観終わって、“スカッ”と出来ること請け合いです。そして何より次の“ボンド・ガール”に抜擢されたオルガ・キュリレンコ嬢の見事なまでの脱ぎっぷりは、素晴らしいです!あそこまであっさり脱がれてしまいますと、観ているこちらの方が何かドギマギしてしまいます。しかもスタイル抜群で、とっても“H”な御身体…。もお、堪りません(^^;!嬉しいことに(?)キュリレンコ嬢は、『脱ぐことに、まったく抵抗はない』と仰っておられるそうですので、これからも益々楽しみ(何が?)でございますね。彼女、絶対ブレイクしまっせ!!
頭をスキャン!アクション重視のB級エンタ!評価も当然B+
<ストーリー>
子供の頃から殺し屋になるためだけに訓練されてきた、名前も持たないエージェント47。彼の次の標的は、「依頼者」の意にそぐわない、西側への穏健政策を進めるロシアの大統領。暗殺は見事に成功したかに思えたが、ニュースでは大統領はかすり傷だと伝え、「依頼者」からは任務は完了しておらず、おまけにある女に犯行を見られていたと告げられる。
<個人的戯言>
ストーリーは政治色を匂わすが如く、難しいそうに見せていますが、意外とシンプルにしていて、あまり深く追求もしていません。アクションをメインに据え、その肉体&ガン・アクションは型にもはまって、見せ場充分です。B級アクションらしいスッキリ感でしょう。
彼の謎めいた出生や、インターポール、ロシア連邦保安庁(FSB)、更にはCIAも出てきますが、「依頼者」組織も含め、全員が彼を追う等、多少それぞれの組織が入り組むところはあるものの、ストーリーは基本的にシンプルにして、アクション・シーンが重視されています。そういう意味では目撃者の女もいらなかったかも・・・宣伝では「彼女の涙が彼の閉ざされた心を開く」とか言ってますけど、それこそそれも裏切ってあっさり殺したら、"すっきり、爽やか"B級アクションになったのではなんて思います。なのでラストのトリックもなくてもよかったかな?
肉体アクションは、特殊な場所での格闘があったり、武器なしアクションするがために無理からなシーンもありますが、充分合格点なレベルですし、この映画は何といってもガン・アクション。男の子皆大好き、二丁拳銃!(ほんなか?)「何であの銃弾の雨の中、主人公には一発も当たらんねん!」とか言ってはいけません。それがB級アクションなのですから。
ついでにB級度をアップさせているのが主人公の、ちょっとバカっぽい、ヴィン・ディーゼルのような坊主頭バーコード付き。頭スキャン!・・・「ダイ・ハード4.0」の悪役だったそうで、期待の俳優さんなんですか?更に目撃者の女(なるほど。B級度アップには彼女必要です)は、007最新作のボンド・ガールだとか・・・名前がどうしても思い出せないですけど、日本の女優でこんな顔の人いましたよね?最近見かけないけど・・・出てたドラマも思い出せない・・・とにかく地味。
それはともかく、ロシアな景色もB級度アップな、サクッと楽しめる映画です。で何も残らない。「この映画は自動的に記憶から消去される・・・」
こういうの大好き☆
よかった。エージェント47が、だんだんニカに優しくなっていくところの表情がとても素敵☆ニカにパンを食べさせている間に自分が寝ようとしたのに、ニカが話しかけてくるところを止めさせるところの表情にキュンときました。ダイハード4.0ではあんなに悪そうだったのに…。
スタイリッシュ・アクションムービー
ハイテンポで進むアクションムービー。
なかなかにカッコいいシーンが多く、また、スリリングな展開もあって、楽しめる内容である。
基がゲームから生まれた作品だからか、所々テンポに付いて行けず、ストーリーを掴みづらい箇所もあったりするのだが、純粋にアクションを楽しみながら観るのがオススメ。
アクションシーンでは、色々なパターンのアクションを見せてくれて、ゲームチックでもあり、スリリングでもあり、ピンチをどう切り抜けるのか、ドキドキワクワクしながら画面に引き込まれていく。
作品の紹介からすれば、「感情も何もない冷徹なヒットマンが、美しい娼婦との出逢いによって人間味を取り戻し、そのことが最も危険になっていく」とのことであったが、子供時代から特殊な組織にヒットマンとして育て上げられた彼、女性に対して初心なところを見せたりするシーンが微笑ましくもあり、「人間味を取り戻す」と言うよりは、もともと人間としての「心」「本性」も捨て切れていない部分があって、「慣れないもの」への興味と不安感に揺れる部分を感じさせて、男として共感を抱ける部分も垣間見られる内容に仕上がっていた。
ヒロインの美しいヌードも楽しめるし、ちょっぴり笑いの要素も入れられているのが、単なるバイオレンスオンリーの映画とは違い、色んな角度で楽しめ、また、アクションの連続で疲れそうなところで一息入れられる構成になっている。
しかし、アクションが何よりカッコよく、最後まで粋な計らいをするヒーローのカッコよさに集中すると、続編も楽しみにしたくなる一品であったと思う。
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