劇場公開日 2008年4月18日

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大いなる陰謀のレビュー・感想・評価

全28件中、1~20件目を表示

4.0マスコミ、政治家、国民

2024年8月5日
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知的

難しい

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見聞

3.0邦題、意味と印象が全然違っちゃってて微妙。

2024年3月8日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

イラク戦争真っ只中で、アメリカ大統領選挙中の公開だった映画。
無関心でいいのか?その間にも世の中は他の人の力によって動かされているよ。何にもしなくていいのか?
って言われているようで、考えさせられる。

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きゃな

2.0急に終わるし

2023年12月31日
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プライア

4.0さすがの豪華キャスト

2021年5月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

評価があまり高くないのが不思議なくらい私には良かったです
頭ごなしのお説教にはなってない考えさせられる作品でした
常にエリートだから戦地で危険な目に遭うことのない元軍人の政治家のトム・クルーズのいろんなセリフがリアル、実際の政治家もこんなふうに机上の戦争をしているような
プロバイダになりたくないジャーナリスト
学費のために従軍する未来に希望を持った元生徒
今を楽しもうとする無気力に思える生徒
虚しさを抱える教授
現実の世界もこうなのかも

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小町

3.0自衛隊イラク派兵が違法判決を受けたというのに映画を観ていてもいいのか?!

2021年5月7日
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鑑賞方法:映画館

 メッセージ色が強すぎることや、ほとんどが会話を読むことに集中させられるという、ちょっと変わった映画だった。ドラマチックな展開もごくわずか。それでも「今、言わなきゃいけない」というロバート・レッドフォードがメガホンをとった心意気を感じるのです。折しも4月17日に名古屋高裁での違法判決が初めて下されたという新聞記事を読んだばかりで、イラクからの軍を撤退させたいとする映画の内容と妙に被ってしまいます。

 新聞といっても、産経や読売などは不当判決と受けてめているようなので、意見の違いはそのままトム・クルーズ演ずるアーヴィング上院議員とメリル・ストリープ演ずるジャーナリストの議論にも通ずるのかもしれない。映画ではこの議論(とは言っても、独占インタビューなのだが)の他に、戦地へと赴いた学生(マイケル・ペーニャ、デレク・ルーク)のエピソードと、その2人の学生を心配する教授(ロバート・レッドフォード)と教え子(アンドリュー・ガーフィールド)とのやり取りという3本柱で構成されています。

 トム・クルーズは大統領に一番近いと言われるほどの共和党議員。自分を信頼してくれているメリル・ストリープにプロパガンダともとれるイラク戦争における新作戦を提示。過去を反省しつつも戦争を終結するためには“勝つこと”だと力説する。Whatever it takes・・・。この2人のやりとりはそのまま共和党と民主党との議論にも思えるし、イラク戦争を肯定的に受け止めるアメリカ人への啓蒙メッセージにもなるのだろう。局に帰ったストリープがこのまま放送すべきかどうか苦悩するところも、マスコミが政府の宣伝基地になっていることを訴えてきているのでいい感じだ。

 戦争に徴兵されたのではなく志願(volunteer)した学生2人。教授のクラスでは徴兵制について皮肉をこめて発表しているところも興味深いし、2人がヒスパニックとアフリカンアメリカンであることや最悪な地域で育った境遇についても考えさせられる。そしてベトナムの轍を踏むこともそれぞれの会話で語られている・・・そんなことわかりきってる!と思うけれど、ここまでハッキリと映画で語ることに意味があるのかもしれません。

 何のための戦争なのか?!徴兵制、人種問題、マスコミ、政治・・・考えさせられるテーマがてんこ盛り。ようやくアメリカ内部から反戦の動きが出てきたのかと感じる良心的な映画ではあるけど、ドラマ性がないことと、最後には「想像してください」と言わんばかりの丸投げになっているところに評価が分かれるところ。名の売れた俳優ばかりだし演技についても文句はないし、特にトム・クルーズの嫌味な政治家ぶりが良かった。

 それにしても、翻訳がやばい・・・誤訳もあったようだし、何しろ後半になってからの会話のキャッチボールが不自然すぎる。こんな字幕で理解しろというわけで???この“で?”によって翻訳者がわかってしまった・・・このおかげで減点せざるを得ない、あぁ・・・

【2008年4月映画館にて】

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kossy

3.0問題提起映画

2020年11月25日
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鑑賞方法:DVD/BD
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odeonza

4.5シリアスな会話劇

2015年10月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

アメリカの問題点をこれでもかと提示
口先だけの偽善ではないと証明するため陸軍に志願する大学生

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消されるので公開しない

2.5これでいいのか?アメリカ人。

2013年11月13日
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鑑賞方法:映画館

難しい

支持率低迷のため戦争をけしかけるアメリカ政府とそれに従うしかないアメリカ軍。主張を持たないジャーナリズム。無気力な若者たち。

アメリカが抱える問題を露骨に問題提起している。

まず、『大いなる陰謀』というタイトルはどうしたものか。
”陰謀”というのはアーヴィング(トム・クルーズ)側からの一方的なもので、この映画の主意ではない。
どちらかというと「これでいいのか、アメリカ人!?」といった問題を提起する内容で、結論など全くない映画である。

そこには、湾岸戦争でのアメリカの失敗を認めつつも間違いはなかったと言い張り、再び同じような過ちを押し切る政府と、それを攻めきれないジャーナリストがいる。
そこには、戦争に何があるのかを探し求めた男達がいる。
そこには、目的を失った無気力な若者がいる。

狂い始めたアメリカに”みんな、もう一度よく考えてみてくれ”と、投げかけて終わってしまうが、これはこれでいいと思う。
ただ、娯楽作品として見ると全然つまらない。。

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旅人

3.0説教くさい

2013年3月5日
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鑑賞方法:TV地上波

知的

総合:55点 ストーリー:45点 キャスト:75点 演出:75点 ビジュアル:75点 音楽:65点

 人々を正義の名の下に戦場に送り込もうとする権力者がいる。だが彼は本当は自分の利益のためにそうしているだけだ。だが優秀な二人の若者が戦場に行き死んでいく。だからこそ彼にはもっと真面目に生きてほしい。そんな3つの関連した話で構成されているのだろうと思った。若者への教訓を伝えたいのかな。

 でもまずこの話、とても説教くさい。そこには主張はあるけれど、それを伝えることに徹することが映画として面白いかどうかはまた別問題。それと国家の政策にこのような裏側があって良くないことも多いというのは否定しないのだが、それはたくさんの面の一つの見方にすぎないわけであって、それが唯一全てだとも思わない。この映画の主張だと、派兵は陰謀の結果でしかないし、若い兵隊はその犠牲者でしかない。そんなに国際政治は単純じゃないですよ。悪い意味でロバート・レッドフォードらしい綺麗ごとな正義感が、また全面に出てしまったかという印象。書生論のように青臭かった。

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Cape God

4.0大いなる陰謀

2013年1月3日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

難しい

自分は学生×教授 の話をメインに見ていました。

記者×議員の話はほぼオマケです💥

それとこないだ【プライベート・ライアン】を見たからか戦闘シーンがしょぼく見えてしまいました💦

トム・クルーズははまり役です✨

トム・クルーズはアクションをやってるよりこうゆう役の方が好きです✨

戦地に志願し行く前の2人のレポート発表?はとても興味深かったです。
国の徴兵制度について真剣に考え、そして軍隊に志願する・・・。

その話を教授は欠席日数が足りなくなりそうな優秀な学生に話します。 つまり世間をなめているのよな学生です💥

そんな学生に話をする教授の話は自分にも言ってるように感じます・・・。

そんな話をしているときに戦地に行った2人は議員の作戦を行ってました。

それと同じ頃、議員×記者の密談も行われていました。

ほぼリアルタイムで進んでいきます。

ただ戦地は孤独感があります💥

しかしそれまたよく感じます✨

すべての歯車がよく絡み合ったひじょーに好きな作品でした✨

ただもっと別な邦題はなかったものか💦

名前負けしてしまってます💦

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ちゅなる

1.5???

2011年3月12日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

なんとなく言いたいことはわかるが映画として成り立っているかは疑問…

これで終わり??ってぐらいあっけない。
最初から最後まで平坦な展開で終わります。

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takusan

4.5トム・クルーズのセルフパロディに笑った

2009年1月5日

悲しい

難しい

公開時、興行、批評ともにまったく振るわなかった本作。でも、私はこれを観る一日前に「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」を観てたので、時系列的につながり興味深く観れました。

本作は、昨年話題になったルポ「貧困大国アメリカ」を読めば、レッドフォード演じる教授と生徒のやりとりがとても面白くみれます。つまり、アメリカでは実際に教育の世界に兵隊リクルートがあるという点で。

本作の出演、監督を務めるロバート・レッドフォードが共和党嫌いなのは有名な話。でも、だからといって映画に独自の政治性を持ち込まない所に熟練した博識を感じます。つまり、映画で安易に答えをだそうとしてない姿勢がうかがえるのです。

次期大統領と目される共和党政治家(トム・クルーズ)、買収され単なるコマーシャリズムとプロパガンダに走る共和党よりのメディアに長く勤める女性ジャーナリスト(メリル・ストリープ)、そしてベトナム戦争にもいったカリフォルニア大学の政治学者(レッドフォード)。これだけの役設定を見れば、本作は反政府的になりっこありません。

この作品の肝は、政治映画というよりそれらの重層的な設定を活かした現在のアメリカのあるがままの姿を描いた映画なのです。だから政治的メッセージを求める人は、本作は向かないでしょう。

末筆ですが、トム・クルーズどことなくやつれましたね。そして、「神様が私を見てくれている」といったフレーズで天を見上げるシーンは最高です。自分自身をパロディできるユーモアのセンスがあるなら、この人は大丈夫でしょう。見なおしました。

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あんゆ~る

3.5伝えたい事を簡潔に伝えようとしています。

2008年12月4日

知的

トム・クルーズ、メリル・ストリーブ、
そして、ロバート・レッドフォード共演のこの作品を
公開から遅れる事半年以上たってからようやく観ました。

大学教授役のレッドフォードは、
最近大学生活に失望し始めた優秀な生徒に向って
語りかけます。

その大学教授の教えを受け、社会的に有意な人間になろうとして
二人の生徒は志願して戦地に赴きます。
彼らはこれから始まる新たな先頭の先兵として、
作戦に参加しているのです。

その作戦を企てたのは
イラク戦線を打開しようするトム・クルーズ扮する上院議員で、
その情報をメリル・ストリーブ扮する雑誌記者へリークして、
イラク戦争に厭きている人々の気を
新たな戦いへ向かせようとするのだが
彼女はその罠に気付き。。。
こんな風に、場面は違うが
つながっている三つのポイントをつなぎ
物語を展開させていきます。

監督はレッドフォード、この作品で7作目。
静と動、心理戦と戦局が絡まり、
緊迫したフィクションが展開されていきます。

ここにあるテーマは
政治がマスコミを仲間に引き入れた時、暴走すること。
それを食い止めるのは、我々一人一人の知性であり、
その知性までもが、教育によって歪められる可能性があること。

その昔、アカデミー賞を受けた
「西部戦線異常なし」になにやら似た感じで、
それを、現代の話に置き換えような作風に感じました。

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カサキショー

3.0私が重視するのは、成績ではなく将来性だ

2008年10月13日

知的

難しい

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shimo

2.5結局は丸投げにされていてこの映画ならではの解釈が見えてこない

2008年9月3日

あらゆる立場のあらゆる人物のもつそれぞれの正義感や価値観とは何かというものを描いている作品でとにかくほとんどが会話をしているディベート映画みたいなもの(>_<)別にそこはいいんだけど案の定、結論は出ない。それどころかこれからどうしていくべきなのかということが描かれておらず最終的に観ている人に「あなたなりに考えてみろ」と言わんばかりに丸投げ状態で終わってしまう(@_@)

 もしこういう政府やらをからませてくる作品を撮るならある程度どこかサイドに偏ってしまったとしてもこの映画ならではの解釈というものを見せてもらいたいと思うものなのにどっちつかずでどのサイドの立場にもあたりさわりがないかのような気を使った描き方自体に大いなる陰謀を感じてしまった(>_<)

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Sp!ke-Y

1.5ドキュメンタリーでやればいい

2008年8月29日
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tarabagani

3.5大いなる陰謀

2008年5月12日

ワシントン、カリフォルニア、アフガン。軍事行動開始から集結へ短い時間にそれぞれの場所で交わされた会話から浮かび上がる今日の合衆国の1断面。
反戦とも、反共和党のプロパガンダとしての主張も明確な作品。その意味では大統領予備選の渦中に投入してこそ価値があるというようなものだが、こんなストレートな政治性をも売りにしてまうショウビズ界の、まず日本では考えられないしたたかさに感じいってしまう。

会話主体の動きの少ない内容だが、動的に構成された脚本と安定感ある演出でとてもスリリングに見せてくれる。メリル・ストリープの格調ある演技が断然素晴らしい。「イエシュ ォアノー」と迫るトム・クルーズのえげつなさがなかなか良くって、かいま見せる俗な表情にも説得力がある。ロバート・レッドフォードの大学教授も理屈っぽくならず、説教臭くなく好感する。しかしこれ、面白いが昨今の風潮からもヒットする内容じゃないし。

アフガン山中に残された二人の若者。じりじりと迫ってくる敵兵に全弾ぶち込んでなお挫けないこの二人、明らかにブッチ・キャシディーとサンダンス・キッドへのオマージュと見えるところに、リベラリスト、レッドフォードの怒りと誇りをかいま見るようだ。

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rasen

3.5えっ?もう終わり?

2008年5月11日

怖い

難しい

もうちょっと何かストーリーが続くのかと思いましたが...
何となく釈然としないような。
衛星?で敵味方の兵士の動きが把握できるなら何故、奇襲攻撃を受ける?
あれだけ爆撃して、なお敵兵が押し寄せてくるのは何故?
(普通なら全滅または退却しているのでは?)
トム君の作戦指揮なのか?
弾切れだからって、何故そんなに死に急ぐ?

「無関心でいるな」というメッセージは受け取れましたが。

ちょっと邦画のミッドナイトイーグルぽい印象もありますね。

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北狐

3.5大いなるレッドフォード。

2008年5月2日

悲しい

怖い

難しい

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ハチコ