「あれが最後だったのに、俺は怒鳴ってしまった」再会の街で shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
あれが最後だったのに、俺は怒鳴ってしまった
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映画「再会の街で」(マイク・バインダー監督)から。
主人公の1人は、
アメリカ同時多発テロ「9.11の被害者」の家族。
今でも、精神的な苦痛が彼らを襲っていることを知った。
その代表的な想いが、この台詞。
事故の前、台所のリフォームのことで相談されていたのに、
「たかが台所」のことと、俺は怒鳴ってしまった、と。
もっと、優しくしてあげればよかった、と後悔は残った。
実はこのシーンを観て、思い出した詩がある。
「最後だとわかっていたなら」と題する詩。
(是非、一度、インターネットで検索して読んで欲しい。
涙が止まらなくなっても、私は、責任がとれませんが・・)
この詩には、思いやりや優しさが人間に残っていることを
教えてくれる。
私は、紙にプリントして持ち歩いている。
時々、顔を出す、私の心の中のイライラのために。
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