「これがほぼ実話とは」アメリカン・ギャングスター A.Camelotさんの映画レビュー(感想・評価)
これがほぼ実話とは
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警察の汚職が酷すぎる。アメリカ ニューヨーク警察。それに軍が麻薬輸送していたとは滅茶苦茶な歴史、アメリカって一体・・・。前半はそういう嫌な事実を見せながら淡々と進み、退屈。徐々にアンタッチャブルのような展開で面白くはなったが、最終的には善悪協調。汚職警察が全面的に悪かったような見せ方。
デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウが、司法取引のため対峙する時の対話が双方負けまいと強権的な会話をするところが面白かった。感情的にならず、「俺をやっつけたいなら列に並べ、順番待ちだ」なんてなかなかカッコいいセリフ。
ラッセル・クロウ演じる捜査官が足がつかない大金をネコババせずに警察に提出したことが、信じられない行動として繰り返し語られる・・・全く正しい行動なのにあまりにしつこくて逆に間違った行動みたいに見えてくる。倫理感の乏しい人が影響されなければいいが。
その真っ正直な捜査官が、女性にはだらしないとは・・・これも事実なのか?。
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