「嗚呼、男祭り!!」沈黙の追撃 マロピさんの映画レビュー(感想・評価)
嗚呼、男祭り!!
なんと、この作品はスティーブン・セガールとヴィニー・ジョーンズの共演作。二人の大ファンである自分としては、何とも嬉しい作品になっている。
セガール作品としては、なかなかどうしてストーリーがある。
ややこしい話ではないし、伏線らしい伏線もない一直線な作りではあるのだが、まあまあ魅せる。
96分という時間も良い。多少、端折ってる気もするが、潜水艦あり、潜入あり、広場での狙撃、閉鎖空間での乱闘など見所は多い。
我らがヴィニー・ジョーンズも見せ場が多く、肉弾アクションでワクワク。
相変わらずの猪突猛進キャラで描かれてはいるが、これはこれで持ち味だから、よしとしよう。
そして、セガール様だが、今回はセガール拳はラストの方まで封印。
もっぱら冷静な癖のある連中のまとめ役として活躍。
逆にこれはこれで怖い。
どう考えても最強なのはわかっているからであり、敢えて見せない強さが解って、これも悪くはないと思った。
逆に考えると、ま、セガールじゃなくてもいいんじゃないの?と言う突っ込みはしたくなってしまうけれど・・・。
セガールらしさは控えめだが、十分B級作品としては合格点だ。
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