「アニーホールの焼き直し」僕のニューヨークライフ arlecchinoさんの映画レビュー(感想・評価)
アニーホールの焼き直し
アニーホールの焼き直しのような趣のラブコメディ。アニー・ホールのアンチテーゼ的なところもある。例えばこの映画は脱NY・LA指向ってのが趣かな。んでキャラクターが若干極端化してる。優柔不断の主人公の対比として登場するドゥーベル(ウディ・アレン)なんかジョークはW・アレンらしかったけど、性格は攻撃的で「らしくない方向」に振り切れてた。ヒロインのアマンダも奇矯な女性で(アニー・ホールと比較するまでもなく)ちょっと嫌なキャラクターだったが、クリスティーナ・リッチが演じていたので救われたところがある。でもこの映画のクリスティーナはあまり魅力的ではなかったな。
ちなみに「タランティーノの好きな21世紀のベスト20映画(だったかな?)」にランクインしています。そんなもんかな。
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