「恋と音楽とダンス」メリイ・ウイドウ(1934) jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)
恋と音楽とダンス
レハールのオペレッタをエルンスト・ルビッチが映画化(1934)
ジャネット・マクドナルドの美声がヒバリのさえずりのよう
モーリス・シュヴァリエは美声とかではないのだが 魅了される
オンナノコの名前を連呼しても(歌っている)
皆に共感される(?)希有なタイプか
彼等の唱法の違いみたいなものも面白かった
(映画が一本調子にならない)
マキシムでのカンカンも何となくエレガント
そしてワルツの華麗さと迫力
淀川長治氏が〈映画が流れている〉と語っていたが
まさにそんな感じ
エイドリアンの衣裳も豪華で乙女チック
ルビッチ監督の工夫が随所に見られ楽しかった
この雰囲気がとてもアメリカ映画とは思えない処もすごいです
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