ナポリ湾のレビュー・感想・評価
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地中海の真珠 女優ソフィア・ローレンにイチコロ
もう何十年も前のことですが
僕はひとり列車に揺られてイタリアを南下し、終点ナポリの港から船に乗ってカプリ島へ 〜〜
〜 あの南の島で数日を過ごしたことがあるのです。
懐かしくて懐かしくて、このタイトルで思わずレンタルしてしまいました。
ナポリの街での話かと思っていたら
ドンピシャ、舞台のほとんどが島でのお話。
カプリ島のラブストーリーでしたね♪
おきゃんな島娘=ソフィア・ローレンと、そのお相手はなんと (マストロヤンニではなく) 風と共に去りぬのクラーク・ゲーブルなのです!
ソフィア・ローレンといえば、僕はどうしても中期以降の作品、あの「ひまわり」あたりの憂いと哀しみをたたえた演技が頭に浮かぶのですが、
26歳です。若い日のソフィア・ローレンです。
このイタリア庶民のルチアが、遺児で甥っ子の少年ナンドをこれでもかというほど愛しまくるという、笑いと涙の物語なのでした。
イタリア女は死ぬまで女を貫くと言います。明るく情熱的な彼女たちに出会ってしまえば、男たちもイチコロですよね。
アメリカの弁護士ハミルトンが
駅のホームで水を飲む。その土地の水に馴染む。ルチアのことを想う。
いいエンディング光景じゃないですか。
カプリ島・・僕が自分の足で歩いたナポリの駅や、島のリストランテの店構え、そして港やあの街並みに、スクリーンでの再会が叶って、きょうは最高の日曜日の午後となりました。
ローマ皇帝アウグストゥスがその美しさ夢中になり、所有していたイスキア島と交換したというカプリ島です。
民宿のマンマも、洗濯屋のパパも、リストランテのカメリエーレもみんな親切。
海を見下ろす(小さいけれど)メインストリートにはハイブランドの出店が並び、そして・・
島の北側にはヌーディスト・ビーチもあるんですよ。行きました。
オススメです。
Viva Capriana!!
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