ファイナル・カット(2004)のレビュー・感想・評価
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結局……
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話としては、特に難しいことはないです。
ただ、この世界のキーとなる「記憶」ですが。
作中、記憶チップの「欠陥」を見せるシーンがある。
とても神秘的な、白昼夢、夢、幻想といった映像。
主人公は、自分を縛り続けた過去を、自分にチップが入っていた事を知って見ることに。
そこで、彼は記憶間違いしていたのだと気づく。
(ここに至るまで、冒頭でちょっとした伏線的な会話があるのですが)
ここで、さっきの「欠陥」を見せるシーンがふと蘇る。
それって本当の記憶なのか?
もしかして、本人が強く意識しすぎたが故に、欠陥として出てるのでは?
でも実際お墓でペンダント置いたりしてるシーンあるので、こっちが現実なんですが。
なんか「気持ち悪い」感じがすっごい好きです。
疑心暗鬼といいましょうか。
しかし、ラストカット。
なんか腑に落ちないところがありますね。かなり。
でもまぁこういう終わり大好きなので、いいんですが。
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