「ウォンビンが永遠の弟ならば、ムン・グニョンは永遠の妹」マイ・リトル・ブライド kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ウォンビンが永遠の弟ならば、ムン・グニョンは永遠の妹
ウォンビンが永遠の弟ならば、ムン・グニョンは永遠の妹なのだ。TVドラマ『秋の童話』でも有名になったらしいが、個人的には『箪笥』の彼女が忘れられない。
ストーリーは、祖父と親友の固い約束のために16歳の女子高生ボウン(ムン・グニョン)がナンパな大学生サンミン(キム・レウォン)と結婚させられることになったという内容。女子高校生妻といえば、日本でも岡崎友紀が『奥さまは18歳』で好演していたことが記憶に新しい(新しくないってば・・・)。
韓国ラブコメの王道を行くかのような展開と強烈なキャラ。このムン・グニョン。ラブコメ女優としてはもチョン・ジヒョンやキム・ハヌルに次ぐ将来有望な女優と言えるくらいかもしれません。この映画を観るまではホラー女優向きだとばかり思っていましたから、ちょっとビックリです。特に口をグニョ~ンと曲げる顔技は誰にもマネできるものではありません。こういう面白い子は妹にしたくなりますね~本音は同級生ヘウォン(シン・セギョン)やキム先生(アン・ソニョン)の方が好きなんですけどね・・・
笑えるギャグと笑えないギャグが交錯して結構ゆるいテンポで進むのですが、サンミンが教育実習でボウンの女子高へやってきてからは、個人的な想い出とともに炸裂するキム先生パワーによって好感度がアップいたしました。そして決まり手は『魔法使いサリー』の主題歌の替え歌でした。エンドロールでの本編に入ってない映像にも満足。ほんのりと幸せを感じさせてくれる映画でした。
【2005年10月映画館にて】
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