「少年と犬の掛け合いが楽しい」少年と犬(1975) ezioさんの映画レビュー(感想・評価)
少年と犬の掛け合いが楽しい
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公開時期にたまたま東京を訪れるタイミングがあり鑑賞
核戦争後、退廃し荒廃した世界で生き抜く少年と犬
何故かテレパシーで会話できる少年と犬
精神的に幼く欲望に忠実な少年と、それを制しつつ「やれやれ」といった感じで付き合う大人な犬のやり取りは楽しめた
後半、SF要素が強くなり管理社会を皮肉る展開も緊張感があるのか無いのかよく分からないが面白い
最終盤に地上へ戻ってきた主人公は、弱りきった犬を見つけ、「もう食事でどうにかなるものじゃない」と話す犬だったが、裏切ったり擦り寄ったりしていたヒロイン(?)を「うるせぇ!!」と言わんばかりに一緒に喰い、元気にまた旅に出るエンディングはスッキリニコニコ最高だった。
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