劇場公開日 2005年7月2日

「障害をもつ親の気持ち」マラソン(2005) Oyster Boyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0障害をもつ親の気持ち

2021年3月25日
PCから投稿

母親が自分の死ぬ1日前に息子が死んでくれることを望みだと言う。それをエゴだとマラソンコーチに罵られるが、母親としてはそう思ってしまうだろう。自閉症は程度や症状が様々。親にしてみれば軽くても重くても障害には変わらない。誰のせいでもないけど、多くの親は一生十字架を背負う気持ちになると思う。

マラソンを通じて登場人物それぞれの成長・変化が描かれていて良かった。もう少し父と母、兄と弟の関係についても掘り下げてもらえるとなお良かったと思う。

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Oyster Boy