山猫は眠らない3 決別の照準のレビュー・感想・評価

久しぶりに「山猫は眠らない」1～3までを再鑑賞。
2は、あまり狙撃シーンが出てこなかったけど、3の今作は最後にちゃんと狙撃手らしさがあって良かった。

主人公（トム・ベレンジャー）に再び任務が与えられる。
ターゲットは昔、ベトナムで助けられた、いわば命の恩人だった。
死んだことになっていたが、麻薬や銃器密売で狙われることになったらしい。
ベトナムに飛んだ主人公は、ホーチミン市警の刑事で実はアメリカNSAの連絡員と協力してターゲットを追う。
トム・べレンジャーはそろそろ・・・かな。

トム・ベレンジャー版山猫は本作までとか。なるほど2よりさらに肉体が退化している。私とほとんど変わらない（笑）
ということで相棒はアクション俳優に。なかなか良いバディだった。ラストのミラクルショットは必見。
BSテレ東吹替版鑑賞

2022年1月15日
映画 #山猫は眠らない 3決別の照準(2004年)鑑賞

この映画は相棒が必要な映画みたい
今回の相棒はベトナムのホーチミン警察の刑事

ラストの一撃は、少し無理があるかな。銃を撃たせることはできるかもしれないけど、命中するのは無理だろう
ボーリングのスプリットじゃないんだから

トムベレンジャー扮するトーマスベケットは、古傷により手にマヒ症状が出ていた。ベケットは、ベトナムで命の恩人を殺せと命令を受けた。ベケットは、ベトナム警察に捕まったがベケットも狙われていた。そしてベトナム警察にはターゲットのフィネガンがいた。ホーチミンの警察署が爆破されベケットはかろうじて脱出した。果たしてベケットは欺されていたのか？　何やら陰謀めいた話だったが、それにしてもベトナムの地下壕は凄い規模だね。

　シミュレーションでの狙撃訓練。酒浸りのトーマス・ベケット軍曹は上官にも嫌われ、ぐうたらぶりを発揮していた。ベトナムへ渡り、ポールを狙撃しようとするも失敗。他の武器密売のベトナム人を殺したりして、投獄されることに・・・しかし、留置所にはポールも捕らえられていたため、仲間が爆破して逃げることができたのだ。

　地元の警官クアンともいいパートナーになったのだが、敵のアジトでは彼が捕まる。ポール撃てばクアンにも当たる・・・過去の駆け引きなどを聞かされ、戸惑い迷うベケットだったが、意外な手段を取るのだった。

　テロリストたちといっても、年端のいかないベトナムの若者。ベトナム戦争の悪夢が甦ったにしては殺しすぎだ。

身体に不調を抱え引退を目前とするベケットにかつての恩人を殺害する任務が命じられ…。
作品から狙撃の重要性が欠け始めているのか本作では狙撃シーンはごくわずか。それでもラストショットはゴルゴみたいで結構好きなので狙撃をもっと増やして欲しいです。

山猫シリーズ１はつまらなかったけれど、２は１よりは少しは良かったけれどやっぱりつまらなくて、でも今作の３はいきなり面白くなりました。
ホップ・ステップ・ジャンプですね。
スナイパーという設定をいかしたストーリーと映像に引き込まれました。
このシリーズ、主人公は同じでもその他の登場人物も監督も毎回違うので同じシリーズではあっても回ごとにだいぶテイストが違います。今までまったくなかった女っけも今回はあったし。