劇場公開日 2005年4月2日

「たまにツボる会話劇場。」コーヒー&シガレッツ bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5たまにツボる会話劇場。

2021年8月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ジュークボックスにトム・ウェイツはあっても良いと思うけど。ダメかw

ジム・ジャームッシュ レトロスペクティブ2021の鑑賞2作目。

2〜3人の演者によるテーブル会話のショートショート11編。

オチのスッキリしないショートコントを見てる気分の冒頭。コレが段々とクセになって行きます。中毒性有りです。最後は、「もう終わりなん?」って言いそうになります。11編もあったなんて。

ジュークボックスにトム・ウェイツが無ければ、イギー・ポップも無いでしょうよ。実験機のテスラコイルの可愛らしさ。カッコ良いトコロを見せるどころか、返り討ち的にプライドズタズタにされた大学生。設定も行動も意味不明なスター・コメディアン。

なんでもない会話に滲む人間性やら、その人の性みたいなことに、地味にツボる。シュールな一本目から、リアルに変化して時々コント。笑いどころを探してニヤけてれば良い、脱力感が好き。

予測ほど、ツマラナク無かった。
むしろ、ツボにハマった。

bloodtrail
きりんさんのコメント
2022年4月9日

ジュークボックスっていいですよねー♪
お金を入れて周囲の人たちにも楽しみをお分けしちゃう嬉しい“投資”ですから。

トム・ウェイツたち、自分らのレコードが入ってなかった残念さに打ちひしがれる あの後ろ姿が可笑しくってね。

ジャニス・ジョプリンの映像付き「サマータイム」。ポケットの小銭ぜんぶ使って3回連続でかけたのは僕です。

きりん