劇場公開日 2005年4月2日

コーヒー&シガレッツのレビュー・感想・評価

全38件中、1~20件目を表示

5.0トム・ウェイツなんで歌わないのか?

2022年11月20日
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マサシ

4.0日常と非日常とコーヒーとシガレッツと。

2022年10月17日
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鑑賞方法:映画館

~さよなら興行~「テアトル梅田を彩った映画たち」にてリバイバル上映。

これぞTHE・ミニシアター!!10年以上かけて撮り貯められた11本から成るオムニバス作品。チェス盤に見立てたテーブルを挟んで繰り広げられる普通の人やちょっと変わった人達の会話劇。コーヒーを飲みながらタバコを吹かすその行間に感じる様々な人間模様。小技の連続でお洒落過ぎました。

いとこ同士パート2は声出して笑ったし、実はキャスティングも豪華でジャンキーなケイト・ブランシェットはかわいいし、ビル・マーレーも最高でした。他愛もないことこそ人生だ。みたいな最後のストーリーも味わい深かったです。

~ここから脱線します~
大阪のミニシアター文化を牽引してきたテアトル梅田が閉館となりました。発表があった日は部屋に引きこもるくらいショックで残念な出来事でした。それに伴って厳選された23作品をリバイバル上映することが決まってこちらはその内の1本です。チケット争奪戦と共に最終日まで9月の後半はテアトル梅田通いの日々となりました。

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はるたろう

3.0ヴン

2022年6月21日
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気まずさや間の悪さを埋める一服と一杯。面子が濃い。

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Kj

3.0イギー・ポップ、トム・ウェイツ、最高❗🎶

2022年5月18日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

イギー・ポップ、トム・ウェイツ、最高❗💕😀

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タモン

2.5眠くなった

2022年5月5日
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鑑賞方法:VOD

単純

オシャレなバーのプロジェクターから無音で延々と流れてそうだな、と思った映画でした。

好きな人は好きかも!
悪くはないけど、わたしには合わず…

こういう映画を心から楽しめる人間になりたいなと、深く思いました🥲

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とろり

2.5上級者向け

2022年4月30日
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鑑賞方法:VOD

序盤はとにかくシュールの一言に尽きる。
後半に入ってからは、全く同じ会話をしたことはなくても、なんとなく共感できる気まずさやぎこちなさが出てくる。
だけど、これは動きのない映画が好きじゃないひとには無理。

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ちかし

4.5僕の愛読書はデズモンド・モリスの「マンウォッチング」。

2022年4月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

この映画は、
“カフェでたまたま目にした市井の人たち”をオムニバスシチュエーションで撮りためた(というような設定の)ジャームッシュの映像コレクションです。
・人間たちのコミュニケーションのカタログとして、
また
・俳優たちの動画名鑑として。

気まぐれなオムニバス様でありながら、10年かけて撮った11のエピソード。一見バラバラであるように見えて共通の台詞が用いられる場面もあり、そして「どれもチェス盤をはさんでのやり取り」という設定。
チェス盤のないケイトの幕でもちゃんと彼女のマグカップはチェック模様でしたよね!
⇒人間関係って“ゲーム”なのだと、監督はじっとその様子を観察しているのですね。まさに手練れの業。

最終話「シャンパン」のビル・ライスとテーラー・ミード編が僕の好みとしては一番。

向かい合う人間の仕草は、よく観察するとちぐはぐで噛み合わないから実に面白い。
だから
オチのないコントを見るのは楽しい。
オチのないコントで置いていかれるのはもっと楽しい。
マンウォッチングが大好物な自分としては、11話のどのエピソードも そしてどの人間関係も 観察ネタとしては興味津々のショートショートですね。

突っ込んでもいいし、聞こえないふりをしてかわすのも結構。
他愛のない会話にこそ愛嬌があるというものです。

時々ふと思うのですよ、
「知り合うことはなかったとしても、毎日すれ違う赤の他人にもそれぞれ別の家や生活が。そして人生の誕生と経過と終わりがみんなには有るんだってこと」
― こんなに不思議なことってないじゃないですか。

映画を作ったジム・ジャームッシュの人となりも見えてくる怪作です。

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きりん

4.0コーヒー

2022年3月13日
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みんな噛み合ってない会話をし、別れていく。スケッチみたいな短さで気楽に見られる。

それぞれ撮ってる時代も違うよう。ウータンクランも出てきた。カフェもいろいろ、会話もいろいろ。

いとこ同士?が笑える。「木も好きだ」

2回出てくる「テスラは地球を一つの共鳴伝導体と考えた」というセリフが好き。

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hyvaayota26

4.5コーヒーとタバコを中心に起こる11本の短編から成り立つ作品なので、...

2022年2月1日
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P.N.映画大好きっ子さん

3.0市松模様のこだわり

2022年1月7日
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鑑賞方法:VOD

ジム・ジャームッシュと言えば市松模様
スカパンクと言えば市松模様カックイイ〜♡
その割にシーンはそんなカックイくない
のがこのそれぞれのエピソード

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mamagamasako

4.0【クスリと笑える、珈琲と煙草を介したオカシナ会話劇が沢山詰まっている短編集。”ゆるーい笑い”が好きな私には堪らない作品である。】

2022年1月2日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD

楽しい

知的

幸せ

ー 久方ぶりに鑑賞したが、ジム・ジャームッシュの見る側から”緩い笑い”を引き出すセンスには脱帽である。
 ニコラ・テスラやヴィヴィアン・ウェストウッドの名前をさり気なく盛り込んだオカシナ会話劇の数々を堪能した。ー

◆感想

・今作は、11の短編から構成されている。
全く個人的嗜好だが、特に好きな短編は

・”ルネ”
 一人くつろぎながら珈琲を飲む美女の元に、矢鱈と珈琲を注ぎに来る男と美女との遣り取りが絶妙にオカシイ。

・”いとこ同士”
 大スター、ケイト・ブランシェットと、やさぐれ感半端ない従妹(ケイト・ブランシェット:二役)との、やや噛み合わない会話。
 ”化粧品とか、車とか貰ってんでしょ?””化粧品はあるけど、車はないわ・・。”
 大スター、ケイト・ブランシェットの居心地の悪そうな表情と正反対の役を演じる彼女の姿が、オカシイ。

・観る度にクスクス笑う、私にとっては鉄板の作品は、
”カリフォルニアのどこかで”
イギー・ポップとトム・ウェイツのロックンローラー同士の禁煙についての、どうでも良い話のあと、
イギーがどや顔で、
”この店のジュークボックスにお前の曲は入ってないぜ”
と言って店を先に出た後に、トム・ウェイツがこっそりジューク・ボックスを見に行って、
”奴のもないや・・”とボソリと呟く・・。
あー、オカシイ。

<舞台を固定して、最小限の会話だけで面白き作品を作るには優れた脚本が必要である事は、万民が知る事である。
今作はジム・ジャームッシュの”ゆるーい笑い”を引き出す絶妙な脚本と、本名で登場する俳優達の笑顔を殆ど見せない演技(これが、オカシイ)を楽しむ作品なのである。>

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NOBU

2.5まあまあだった

2021年10月11日
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鑑賞方法:映画館
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吉泉知彦

3.5たまにツボる会話劇場。

2021年8月15日
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鑑賞方法:映画館

ジュークボックスにトム・ウェイツはあっても良いと思うけど。ダメかw

ジム・ジャームッシュ レトロスペクティブ2021の鑑賞2作目。

2〜3人の演者によるテーブル会話のショートショート11編。

オチのスッキリしないショートコントを見てる気分の冒頭。コレが段々とクセになって行きます。中毒性有りです。最後は、「もう終わりなん?」って言いそうになります。11編もあったなんて。

ジュークボックスにトム・ウェイツが無ければ、イギー・ポップも無いでしょうよ。実験機のテスラコイルの可愛らしさ。カッコ良いトコロを見せるどころか、返り討ち的にプライドズタズタにされた大学生。設定も行動も意味不明なスター・コメディアン。

なんでもない会話に滲む人間性やら、その人の性みたいなことに、地味にツボる。シュールな一本目から、リアルに変化して時々コント。笑いどころを探してニヤけてれば良い、脱力感が好き。

予測ほど、ツマラナク無かった。
むしろ、ツボにハマった。

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bloodtrail

5.02005年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️✨

2021年8月9日
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鑑賞方法:映画館

『JIM JARMUSCH Retrospective 2021』にて鑑賞(初見)。

この作品は、過去に撮った短編とか新作の短編とかをまとめたそうな…中にはSNL(Saturday Night Live)のための映像もあるそうです…。なるほど、そんな"ノリ"でした(笑)

しかし、そんな事は知らなくても、何ともシニカルなこの11篇の小品に心を奪われます。

こんな素敵な作品、今まで観てなかったなんて!!(笑)

映画館で観られて、しあわせ!
また行こ…笑

*バックに流れるBGMも素敵でした…おっ!Funkadelicやん!笑

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stoneage

4.5"Louie,Louie"

2021年7月19日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

≪JIMJARMUSCHRetrospective2021≫

オープニングに流れるリチャード・ベリーの元祖「Louie,Louie」からエンディングはイギー・ポップがPunkにカバー、個人的に一番馴染みがあるのは"TheKingsmen"であるド定番!?

初公開時に劇場で観た二十代、サントラは既に廃盤であの頃より知識のある自分の成長を噛み締めながら久々に観た本作を"Skatalites"の「NimblefootSka」で身体を揺らしながらジャームッシュのセンスに浸る十一話の短編集。

イギー・ポップとトム・ウェイツ、二人はどうやらミュージシャンで本人役かと思いきや何かズレている、医者を兼業するトム・ウェイツからのRZA、そんなRZAのニット帽は「ゴースト・ドッグ」のロゴマークで"それは命取り"から「ゴースト・ドッグ」の劇中での休憩場面を描いているような冗談みたいな話。

サンキ・リーが吸う煙草がセブンスター、丁度「ミステリー・トレイン」の合間、永瀬のワンカートンに片仮名でセブンスターって変な繋がり??

コーヒーを飲んでタバコを吸い誰かと語り合う至福の時、それが出来ないクソッタレな東京だが、映画は思う存分に観れる東京な訳で、、、、。

初公開時、旧チネ・ラヴィータで初鑑賞。

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万年 東一

3.5JIM JARMUSCH Retrospective 2021 ど...

2021年7月18日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

JIM JARMUSCH Retrospective 2021
どの組み合わせも面白かった。後半になると前半との繋がりも出てきたり。ビル・マーレイからの老人2人の流れもよかったです。今はタバコ吸うのも場所探さないといけない時代なので、なかなかこういう作品も撮れないかもですね(^^)

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Yoshi K

4.5【噛み合わない日常】

2021年7月16日
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この11の短いストーリーのオムニバスは、僕達の噛み合わない日常そのものだ。

でも、たとえ噛み合わなくても、愛おしい日常だ。

会話が面倒だったり、話題の方向性が違ったり、集中したいことがあるのに気がそがれたり。

うわべだけ何とか取り繕って、やり過ごしたいこともあるし、必要以上に深入りしないで済ませたいことだってある。

うるさいと感じることもあれば、どうでも良いこともけっこう多い。

だから、とにかく、大過なく過ごせれば御の字なのだ。

そして、そんな時、コーヒーとタバコは、少しだけ潤滑油になるから、なんか良いのだ。

僕達の日常の大半は噛み合わないことだらけだ。

食事やお酒は、結構、仲の良い友人や同僚向けだ。

だから、コーヒーとタバコが良いのだ。

ところで、アメリカのコーヒーは、大概、実に不味い。
今は、スタバの登場でかなり変わったと思うけど、昔は、本当に不味かった。
「コーヒー&シガレッツ」を久々に観て思い出した。

理由は、あの米国的合理性で考え抜かれたコーヒー・メーカーで、予め淹れたコーヒーを、サーバーで保温して、そのままにしておくからだ。

このスタイルの日本の昔ながらな喫茶店のコーヒーも実に不味かった。

昔、付き合ってた彼女と旅行に行った地方の喫茶店に入って、彼女がコーヒーを注文して、僕がココアを頼んだら、僕に向かって”女の子みたいね”と言う彼女に、そのコーヒーはきっと不味いよと言ったら、少しだけ飲んで、すごく不機嫌になっていたことを思い出す。

ファミレスに夜中に行って、長居してると、おかわりのコーヒーも実に不味かった。

最近は、アメリカもスタバが多くなって、外で飲むコーヒーは改善してると思うけど、多分…というか…絶対、アメリカの家庭のコーヒーは不味いまま…だと思う。
なぜなら、あの米国的合理性で考え抜かれたコーヒー・メーカーが主流に違いないからだ。

本当に美味しいコーヒーは、アラビカ種で、可能であれば、評価の高い産地ので、酸味が効いてフルーティな香りが口の中に広がる豆を、挽きたて、中温のお湯で淹れたのが良いと思う。

ああ、あの不味そうなコーヒーは飲みたくないなと思う自分がいる一方、そんなことをいう自分に、ちょっとだけ寂しい気にもなる。

そんな風に思わせてくれる、ジム・ジャームッシュは、やっぱり、なんか良い。

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ワンコ

3.5カッコいいけど・・

2021年7月9日
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ジムジャームッシュファンにはたまらないだろうなぁ〜。でも内容はただコーヒーとタバコを嗜みながらの何気ない会話。飽きちゃう人もいるだろうけど、ジャームッシュはホント、モノクロに映える役者とコーヒーとタバコが似合う役者を選ぶなぁ。他の映画のエンディングもそうなんだけど、「あれっ?この終わり方?」ジャームッシュらしいです。

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momo

3.5最高の組み合わせ

2020年10月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

まったり、ゆっくり、他愛もない会話とコーヒーとたばこ。いいなぁ。
何気ない瞬間がいいよねって思える映画でした。

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たね

4.0アルフレッド・モリナ・・・ますます好きになってしまった。

2019年11月16日
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鑑賞方法:映画館

 作られた年代も様々。登場人物も色々楽しめましたけど、「いとこ同士?」の二人(アルフレッド・モリナとスティーヴ・クーガン)が最高でした。何故だかこのショート・ストーリーだけコーヒーじゃなく紅茶なんですよね。“Are you gay?”の一言で会場は爆笑の渦につつまれましたし、映画だから“スパイク”といえば、スパイク・リーですもんね。ここでも笑っちゃいました。

 そして「カリフォルニアのどこかで」のトム・ウェイツとイギー・ポップとのミュージシャン対決。ジュークボックスが置いてあるカフェに羨望の眼差しで見ていましたが、ミュージシャンにとってはつらいところかもしれませんよね。

 ビル・マーレイのコーヒー一気飲みもケイト・ブランシェットの一人二役も素敵でしたよ。そして、ラストには各々のショートストーリーのネタが繋がってくる面白さもありましたし、コーヒーとタバコ以外でもチェス盤をイメージしたチェッカーがあちこちに配置されたり、真上からの映像がいい味出してました。

 コーヒーとタバコはなくてはならないものだ。今では喫煙率の低下によって、居場所がなくなりつつある愛煙家。小さなスペースで無駄話をして、全く会話が噛み合わないというばかばかしい時間を楽しむことが至福のときなのです。

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kossy