劇場公開日 2005年2月26日

「セルラーホン」セルラー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0セルラーホン

2023年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 ハラハラ、ドキドキ、意外な急展開、固唾を飲む、足がつっぱる、凝視をする、そして絶え間ない緊張感の合間にちょっと笑わせてくれるので、心臓マヒは起こらなかった。

 サスペンス映画でこれほど楽しませてもらったのも久しぶりだ。序盤でいきなり誘拐・監禁され、電話がライアンに繋がるまでは、かなり緩いサスペンスかとも思ってしまったのですが、徐々に真実味を帯びてきて緊張感が増していきます。突然携帯に見知らぬ人から・・・と、最初は誰しも冗談かと思ってしまいますよね?それがこの序盤の映画にのめり込めない演出になってるような感じです。

 とにかくB級感溢れるアクションとお笑い。子供の名前が面白かったり、ウィリアム・H・メイシーの海藻パックに爆笑したり、セルラー・ショップやポルシェの弁護士でも軽い笑いを誘ってきます。『フォーン・ブース』の脚本家ラリー・コーエンが原案を書いているだけあって、狭い町の中の出来事ながら奇抜なアイデアを詰め込んでいるといった内容と言えるのではないでしょうか。

 ライアン役のクリス・エバンスは強いヒーローではないところが好感度大で、今後も期待できます。名優メイシーも文句なしの演技。しかし、キム・ベイシンガーの緊迫感を生み出さない演技だけはマイナスだった。

【2005年2月映画館にて】

kossy
LaLaさんのコメント
2023年5月14日

Kossyさん
「セルラー」鑑賞しました。

ハラハラ、ドキドキな展開でしたね。
ユーモアもあったりで(´▽`)
面白かったです。
ウィリアム・H・メイシーさんも
あちらこちらの作品に出ていますよね。
ここでの、おとぼけ感も良かったし
セルラーショップシーンも笑えました。
ライアンが弁護士からポルシェを奪うのも・・・

LaLa