劇場公開日 2005年2月12日

「クリスチャン・ベールの圧倒的演技力」マシニスト 小町さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5クリスチャン・ベールの圧倒的演技力

2024年9月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

原題は「Macinist」、機械工
その原題の通り、クリスチャン・ベール演じる主人公トレバーは工場で働く人で、一年以上も不眠症という設定
なのでもうガリッガリのガリガリ
目もくぼみ、ヤバさ全開の見た目
そこまで役作りをしたクリスチャン・ベールはすごいの一言
でも見た目だけじゃなくて、現実と妄想のどちらを生きているかわからないような危うさの演技もすごいの一言
いろんな奇妙な事が立て続けに起きて、何かの陰謀に巻き込まれたのかと最初は思っていたけど、ストーリーが進むにつれて、もしやトレバーの妄想?となり、どんな着地かとワクワクでした
ホラー的なこわさもあり、ゾワゾワするスリラーで、そしてラストは何だかホッとして、不思議な面白さのある作品でした
観終わった時は、言葉にするのが難しいものを観さされたように思いましたが、レビューをまとめながら楽しく観れた事に気付いたらような感じです
この作品の一番の見どころはと言うと、やっぱりクリスチャン・ベールの演技のすごさですが、あのラストも良かったです
アメリカのお化け屋敷も日本のと同じテイストでこわいです

小町