今宵よ永遠に

劇場公開日:

解説

アリ・カーンとの離婚によって再びスクリーンへの復帰を伝えられるリタ・ヘイワースが、戦時中(1945年)に主演した戦意昂揚のテクニカラー・ミュージカル映画。「大地は怒る」のヴィクター・サヴィルが製作・監督し、脚本はレッサー・サミュエルズとエイベム・フィンケルの共同オリジナル。撮影は「サハラ戦車隊」のルドルフ・マテ、音楽監督は「栄光に死す」のモリス・W・ストロフ、作詞・作曲はサミイ・カーン=ジュール・スタインのコンビ。リタをめぐる出演者は「オペレッタの王様」のリー・ボウマン、「スケルトンの就職騒動」のジャネット・ブレア、舞踏家のマーク・プラット、レスリー・ブルックス、フローレンス・ベイツ、それにシェリイ・ウィンタースも端役で姿を見せている。

1945年製作/アメリカ
原題または英題:Tonight and Every Night
配給:セントラル
劇場公開日:1951年11月20日

ストーリー

第2次大戦の直前。ロンドンのミュージック・ボックス劇場にショウを出しているメイ・トリヴァー一座に、トミイ(マーク・プラット)という青年舞踏家が職を求めてやって来た。座長は彼の舞踏がショウ向きでないと断ったが、彼の天才に惚れた一座の花形ロザリンド(リタR・ヘイワース)や踊子ジュディの口添えで、一座に加わることが出来た。大戦が勃発し、独逸の空軍の空襲下、ショウは依然として続けられた。空軍将校ポール(リー・ボウマン)は舞台のロザリンドに魅せられ、強引に接近して彼女との逢瀬を楽しむようになったが、結局彼女とポールは喧嘩別れしてしまった。ポールは彼女を忘れ得ず、彼の肝入りでロザリンドたちの一座は彼の空軍基地へ招かれ、2人は再会してお互いに愛し合っていることに気づくが、ポールに出動命令が下り、ロザリンドは彼に恋を告白しないままに別れねばならなかった。その後ポールの消息が杳として絶え、彼女を悲しませたが、ある日、ポールの父がロザリンドを訪れ、ポールが秘密任務に従事しており、帰ったら彼女と結婚する旨を告げて行った。ポールは無事帰還し、ロザリンドはカナダに転勤する彼と同行することになったが、その夜空襲でトミイとジュディが死んだのを見て、ロザリンドは止まってショウを続ける決心をしたのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第18回 アカデミー賞(1946年)

ノミネート

作曲賞(ミュージカル) マーリン・スカイルズ モリス・W・ストロフ
主題歌賞
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