劇場公開日 2004年10月2日

「因果応報」マッスルモンク kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0因果応報

2020年10月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 マッスルスーツを着たアンディ・ラウ。ずっと着ぐるみを着て格闘するコメディのようであるが、犯人逮捕とかそんなサスペンス要素はほとんど無意味。

 リ・フンイー刑事の背後に日本兵の虐殺シーンという業が見え、彼女が死ぬと確信するビッグガイは彼女を守ると決意するが、山奥でフンイーが惨殺された場面に遭遇。しかし、犯人を殺そうとするが僧によって悟りを得る。因果応報なのだ。犯人を殺してもそれが因果応報となって、やがて自分も殺される。宗教の輪廻をも想像させる奥深い展開に驚いた。

kossy