劇場公開日 2003年11月29日

「今更ながら鑑賞」アンダーワールド Minaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5今更ながら鑑賞

2022年8月12日
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戦うヒロイン物という認識でおり、中々鑑賞する機会もなくかれこれ10年余。。。ようやっと鑑賞した訳だが、ダーク系アクション作品として見応えのある作品だった。B級感は否めないが、この系統の本家大元の「バイオハザード」も基本はこの路線の為、この手の作品は慣れたものだが、多々ある作品の中でもファンタジックでありながらゴシック要素も多い本作は、ビジュアル面では1番では無いだろうか。ヴァンパイアとライカン(オオカミ族)の何世紀にも渡る戦いを現代を舞台に描いた物語で、予算が数倍あれば大作になる様な壮大な物語になるだろう。 それでも、忘れてはいけないのが本作はB級路線だという事。個人的なイメージだが、スラッとクールなヴァンパイアと筋骨隆々としたライカン族の由緒正しき武器の数々で戦う・・・のでは無く、まさかの銃火器。自らの身体能力ももちろん発揮するが、基本はライフルを乱射する戦闘方式を取る。序盤で時代の変化と共に武器も変わるという様な説明があったが、見た感じマフィアの抗争にしか見えない。まぁこの何でも揃う現代(当時2003年)で刀や盾でぶつかる方が時代錯誤なのかもしれないが。
細かなところで気になるが、ケイト・ベッキンセールの美しさと、それを際立たせるアクションも相まって中々満足の行く作品だった。

Mina