死ぬまでにしたい10のことのレビュー・感想・評価
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民族の違い?
自分の命の期限を知った時、あんな風に淡々と死を受け入れられるだろうか?
ましてや自分の病気を家族の誰にも話さず、たった1人で抱え切れるだろうか?
邦画の様に「死にたくない、もっと生きていたい」と泣き叫ぶシーンも無い。
一番かわいそうなのは不倫相手じゃない?
自分は死んでいくんだから良いけど…
旦那と子供には自分が死んでも隣人である新しい妻(母親)をあてがうけど、実際に家族になるかどうかはわからない。仲の良い隣人ではあり続けるかもしれないが。
自分ならどうするだろうか?と考えても答えが出ない。
悔いのないように生きようとしても悔いは残るんじゃないかな。そういえば昔、ふとした事でアメリカ人のハーフの人と知り合ったが日本人と違い、9.11の話題になって、アメリカ人は不幸な事があってもあまり引きずらない、常に前を向いて生きる人種だと聞いたなぁ。。。
それを踏まえて観ると理解できる部分もある。
邦題の先入観で印象が変わってしまうのかも…?
重たいタイトルに反し、死までの短い時間を悲壮感なく繊細に描いた作品。
タイトル通り、死ぬまでにしたい10の事を軸としてストーリーが進むのですが、主人公は自分の人生をどこか達観した様な雰囲気があり、終始淡泊で控えめな表現が続きます。
見ている側も必要以上に感情の波が生じず、淡々と見れてしまうかも。
このようなストーリーなので、一歩間違うと印象に残らない作品になりそうですが、数少ない登場人物たちを演じる役者さん達が演技派なため、作品に深みを与えていると思います。
特に孤独な男性を演じたマーク・ラファロはさすが。
個人的にはパルプフィクションでファビアンを演じていた、マリア・デ・メディロスが見れて嬉しかったです。
この主人公の10のやりたいリストの中には、
子供がいるのに…と、人によっては不快に感じてしまう項目もありますが、
17歳で妊娠・結婚。余命を宣告されるまで不満を持たず、がむしゃらに家族と共に生きてきた23歳の女性ならではだなと感じます。
残された人たちへは原題の「MY LIFE WITHOUT ME」の中での幸せを考え残りの時間を過ごしているので、リストアップされた項目にエゴは感じませんでした。
何度も見たい作品ではないですが、見て損はない作品だと思います。
やっぱりかわいそう
24歳という若さで余命宣告。4歳と6歳の娘もいる。
貧乏ながらも幸せに暮らしてる最中でこれはキツイ。。。
自分と同い年ってのも切ない。
思ってることを言う、ってのは今日からでも実践しなきゃ。他も然りか。。。笑
死ぬまでにしたい10の事が全て達成できただけ、救いありかな。
でもやっぱりかわいそう。
私は、疑問点とかは感じず、 ストーリーをじっくり見れた。 レビュー...
私は、疑問点とかは感じず、
ストーリーをじっくり見れた。
レビューでは、
リアリティに欠ける、とか、
不倫するか?とか、
死ぬまでの家族とのつながりを見たかった、とか、
そういう意見が多いが、
ほかに、そういった映画やドラマは腐るほどあるから、
こういう話があってもいんじゃない?
と私は思う。
フィクションだから。
不倫のことについて討論すると、
終わりのないテーマだから、する必要はないけど、
不倫した=夫は大切じゃない
っていう安易なものではないと思うけど。
共感できないのは文化の違いか
彼女が死ぬまでにしたい10のことは、共感できないものが多い。
死ぬ一か月前に、浮気相手を作ってベタベタしたいか?
旦那にトラウマを植え付けたいか?
と思ってしまうけど、そういう発想をしないんだろうな。
日本人にとってしっくりこないものもいくつかあると思う。
この10のことは、あくまで欧米の人たちの価値観によるものなので、
日本人にとってしっくりこないものもいくつかあると思う。
学生生活の終わりがまるで人生の終わりのような、
妙な強迫観念に駆られている今、この映画を観て受けわたしも何かやらなければ、と思った。
まずは、自分の尺度でやりたいことをひとつずつ見つけ出して
それを頭の中にとどめておかず、書き出すという目に見えるアウトプットの大切さに気付く。
今から卒業までにしたいことを10個、紙に書き出してみようと思う。
2011/01/17 @メディラボ
リアルさに欠ける
ガンだと言われた若い女性のお話。正直言って感動作でもなかった。
ガン宣告されてあと余命が2ヶ月くらいと言われた。それならばもっと苦しんでいるはず。薬はもらっても苦しいしもっと吐いてしまったりするはず。でもその描写が全然なかった。そのためただどこか遠くに行ってしまう女性っていう感じだった。
結構古い作品だから、今見ると可愛いなって思う映像があったのは確かで子供も可愛かった。キャスティングはよかったと思う。
けれど、死ぬ前に必死に10のことをしようっていう意思もあまり見られなかったし、重点を定めた方がよかったと思う。例えば、マークラファロ演じるリーとの不倫に重点を置くべきだったかもしれない。主人公の女性よりマークラファロの方が目立ってしまっているから。でもドクターの方の話はよかったと思う。
余談だけれども、マークラファロは昔に脚本がまだ完成していないのに映画出演をOKしてその映画が駄作だったことがあったため、今では絶対に脚本を読まずにはOkしないと自分に誓ったそう笑 この映画じゃないといいけれど。
苦しむ描写が少なく、どうもリアリティがない
若年性の末期癌で、余命数ヶ月と宣告された23歳のアン。彼女は、打ちひしがれながらも、診断の結果を誰にも言わず、治療も受けず、最期の日まで今まで通りの生活を続けるという選択をする。カフェで「死ぬまでにしたい10のこと」のリストを作り、家族のため、自分のために、リストの項目を一つずつ遂行していく。
家族、気付かないもんかね?末期癌よ??もともとスリムだから痩せても変わらなかったということか知らん。にしたって、ねぇ。
誰にも言わず、治療もしない。私にはできない選択。前者は無きにしも非ずだけど、後者はまず間違いなく無理。きっとメンタル崩壊して咽び泣くし。バレるし。溺れる者は藁をも掴む、じゃないけど自分が沈むときは誰かに一緒に沈んでもらいたい(沈むフリも可)と願う弱虫毛虫な私でっせ!
ついこの間、Facebookか何かで、大富豪が「いかに自分たちの生活が恵まれているか」を息子に教えるため、極貧の村にホームステイに行かせたという記事を読んだ。胸糞悪いよね。性格悪い金持ちが考えそうなこと。しかもありがちな結末で、息子は村の生活を思いの外楽しんだ挙句、裕福な本来の生活の方が自由も自然も生のコミュニケーションも少なくて「貧しい」と言ってのけ、父親を震え上がらせるという薄っぺらーーーーく教訓めいた話。ほんと糞だよ。
どういうわけか、この映画を観てこの記事を思い出した。何が幸せかはわからないよね、っていう。よくあるやつ。
娘2人と家族4人でオンボロのトレーラーハウスに住み、たぶん保険とか貯金もなくて、妻が夜勤の掃除のアルバイトで生計を立て、夫はついこないだまで無職。生きていくこと自体、大変だろうなぁ...とげっそりしてしまう一方、そういう生活だからこそできたシンプルでミニマルな選択なのかなぁ、と。最期の瞬間までアンは後悔することなく、リストの項目を達成した満足感と幸福感の中で死んでいく・・・うん、だめだ。やっぱりリアリティがない真顔製作者のメッセージはわかるような気がするけどきっともっと苦しまずにはいられないはずだよ... 癌だもん...orz
こういうミニマリスト的な考え方、最近流行ってる気がする。みんな何かと断捨離とかデトックスとかしてる。デトックスは関係ないか。なんにせよ私は遠くから軽く羨望しつつ、収集癖のある私には縁がないと諦めているのでした。ふっ。
死を前にした1人の女性は、やりたいことを10個あげる。これは、死を...
死を前にした1人の女性は、やりたいことを10個あげる。これは、死を関係なしに生きる人すべてに掲げてほしい10個だった。
自分も含めて。。。
「生きること」に焦点を当てた作品
娘への18歳までのバースデーボイスメッセージを車の中で吹き込むシーンが良かった。
夫以外と付き合ったことのない主人公にとって、他の男性を夢中にさせたい気持ちは分かるが、浮気はどーかと思った。
子役は二人とも可愛かった。
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