「犬鍋」ほえる犬は噛まない ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
犬鍋
「犬鍋」
今や世界の映画監督となったポン・ジュノが、ソウル五輪をきっかけに姿を隠した犬鍋文化をユーモラスに撮った作品です。
登場人物のキャラクターといい、話の展開といい、庶民の日常をこんなに可笑しく映画らしく撮るなんて凄い。
そして、国際批判に晒されて消えようとする韓国文化を大胆にフィルムとして残した。文化というのは、その国の誇りなんですから、恥ずかしいことではありません。
ポン・ジュノの映画監督としての自信の表れですね。
天才は題材を選ばず、です。
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