「カー・アクション×2!アドレナリン×2!!ブロマンス×2!!!」ワイルド・スピードX2 たなかなかなかさんの映画レビュー(感想・評価)
カー・アクション×2!アドレナリン×2!!ブロマンス×2!!!
カー・アクション映画『ワイルド・スピード』シリーズの第2作。
『1』の後、警察に追われる身となったブライアンはマイアミに潜伏し、ストリート・レースで生計を立てていたが、ある時ついにFBIに逮捕されてしまう。
ブライアンは自由の身と引き換えに、マイアミに拠点を置く麻薬王カーターへの潜入捜査を命じられる…。
ブライアン・オコナーを演じるのはポール・ウォーカー。
新たなキャストとして、ブライアンの旧友ローマン・ピアースを演じるのは、大ヒットシンガーでもあるタイリース・ギブソン。
観賞前のイメージと異なり、『1』はアメリカン・ニューシネマの香りが漂う、どことなく繊細な感もある作品だった。
しかし、この『X2』はまさに自分の思っていたイメージ通り!
アドレナリン前回の大バカカー・アクション映画へと変貌を遂げている!!
冒頭から『チキチキマシン猛レース』ばりに荒唐無稽なカー・レースが描かれ、そのままクライマックスまで一切テンションを落とすことなくぶっ飛ばしてくれる!
この映画に一番近いのは『マッド・マックス』かも。
テンションMAXで展開されるカー・アクションはほとんど世紀末。
車を賭けて行われたリレー形式のカー・レースで、対戦相手のおっさんの、ばっくりと見開かれた目玉がドアップで映し出されたのは、やっぱり『マッド・マックス』のオマージュなんだと思う。
アクションのバカバカしさは勿論だが、本作はキャラクターも良い!
今回ブライアンのパートナーを務めるのは、ヴィン・ディーゼルに変わりタイリース・ギブソン演じるローマン。
このブライアンとローマンの関係性が非常に萌える😍
初対面シーンこそ憎しみをぶつけあう2人だが、その後は割とすぐに仲直り。
そこからはもう最後までイチャイチャイチャイチャしてる!😆
2人とも絵に描いたようなカーキチで、各々のテクニックを見せびらかすように車を爆走させる様子はまるで大きな子供👶
2人の息の合ったアクションは、それを見ているだけで幸せな気持ちになれる😌
かなり濃密なブロマンス映画でした❤️
『1』からかなり趣が変わったため、本作を批判的に受け取るファンもいるかも知れないが、個人的には『1』よりも断然楽しかった!!
見たかったものをしっかりと、お腹いっぱいになるまで見せてくれたという感じ。
ブライアンとローマンの絡みは最高なので、今後もどんどん見せていって欲しいなぁ〜。
さぁさぁ、このシリーズはどこへ向かってゆくのかーん!?
続きが楽しみ♪