「シャコ・セラピー?」えびボクサー odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
シャコ・セラピー?
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タイトルを真に受けえびかとおもったら「シャコ」だった、映画の中でもマンティスシュリンプ(シャコ)と言っている。7フィートもある大シャコが見つかったのならそれだけでもビッグニュースなのに何故か世間やTV局が冷ややかなのは解せない。自己中で愛とは無縁、女性蔑視の権化のような残念な中年親父がシャコの保湿クリームにえら掃除と世話をするうちに情が芽生えると言うテーマだったとはまんまと騙された、アニマル・セラピーならぬシャコ・セラピー?
それより驚いたのはマンティスシュリンプでググったら本物のシャコとタコの闘いがYouTubeにアップされていた、さしもの音速パンチも軟体のタコには効かない様子、めんどくさい奴と思ったのかタコの方から去って行ったのには笑った。事実の方がフィクションより面白いのだから張りぼてのシャコでは余りにも安っぽすぎて太刀打ちできない。下ネタトークばかりでは子供にも勧められないし誰がターゲットなのだろう。アルバトロス配給とくればB級映画の代名詞、B級ならではの開き直った馬鹿バカしさが肝でしょう、間違っても感動作など追ってはいけませんね、そんなもの誰も期待していないでしょう。車で飼っていたがガレージだったら受けた?退屈なので余計なことを考えていたら、お馬鹿映画の巨匠河崎実監督が本作にインスパイアされて「いかレスラー」なる珍獣タイトルマッチ映画を作っていたとのこと、どう料理したのかそっちの方が気になりました、御免なさい。
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