劇場公開日 2003年7月12日

「一つの実験室」デッドベイビーズ Ezy Ryderさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5一つの実験室

2022年4月17日
PCから投稿

要するに「複数のイカレた人間(大体、ヤクや酒でベロベロ)」を、「限られたスペースに配置」して、「彼・彼女らを状況的に追い詰める」と、そっから必然的に、「どういうラストが現れるか?」というストーリー。

ただ、ちょっと「個人の脳内だけで逝った"フィクション"感」が強過ぎるかな。文学が、よー陥りやすいパターンで、小説が原作の本作も、御多分に洩れず感。

けだし、個人的には、かかる「観念的作品」前提で観ても、とりま、微妙な感想。オチの「黒幕のイカレ具合」が、それまでに描かれる、「他のキャラのイカレ具合」に比べて、明らかインパクト弱いし。

Ezy Ryder