劇場公開日 2003年7月5日

「【不吉な予知夢、再び。そして、あんな死に方は嫌だ!”予知夢で死んだ筈の人が、”死神”の筋書き通り別の手段で死を迎える、永遠の死の連関シリーズ第二弾。嫌だなあ・・。】」デッドコースター NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【不吉な予知夢、再び。そして、あんな死に方は嫌だ!”予知夢で死んだ筈の人が、”死神”の筋書き通り別の手段で死を迎える、永遠の死の連関シリーズ第二弾。嫌だなあ・・。】

2025年6月5日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

ー 秀逸なる脚本で描かれた第一作では、巴里に修学旅行に行くために飛行機180便に乗ったアレックスが、飛行機が爆発する不吉な予知夢を見て、飛行機を降りた7人が”死神”の筋書き通り”事故死”して行く様が、斬新であった。
  生き残ったアレックスが、”死神”の裏をかきながら、死を逃れる姿も・・。

  だが、今作ではアレックスは既に事故死しており、唯一クレアが生き残り、精神医療センター内で、隠れるように生きている。
  そして、ターゲットになって行くのは、キンバリーが運転する車に同乗していた、キンバリーが”悪夢”で見たトラックの木材の積み荷が落下した事で死んだ人達だけではなく、240便で死を免れながら、その後”死神”の筋書き通り、死んでいく人たちと”微妙に”関係していた人たちの死が描かれているのである。
  死神のターゲットの設定が広くなっているのである。
  つまりは、脚本の精度が、第一作よりも若干落ちているのである。

  だが、死神のターゲットになった人達の死に方は”あんな死に方は嫌だ!”というモノばかりであり、且つ前作に続き、死の粗筋を知っていると思われる葬儀屋の黒人男性ウィリアム・ブラッドワースが、最初に死んだエバンの死体を、無造作に焼却炉に入れる姿を見ていると、もうちょっと、観ようかなあと思ったシリーズである。-

NOBU
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