銀幕のメモワールのレビュー・感想・評価
全1件を表示
ドキュメンタリー映画を撮ろうと・・・
大戦前夜のサナトリウム。結核患者であるリザ(コティヤール)はシルヴァン(サガモア・ステヴナン)と恋に落ちる。シルヴァンはカトリックとして育てられたユダヤ人であり、ナチの捕虜収容所に捕えられるも逃げ出してくる。そして、ナチの協力者(密告者)とレジスタンスとの陰惨な争い。自我の探求と友人の裏切り。大戦中は何でもありなのか・・・
現代の場面で「ラプソディ・イン・ブルー」が流れるが、映像に全く合わない。過去のシーンにしても、ナチがほとんど出てこなくて内輪もめばかり。ちょっと異質でもあり、トラウマになりそうなほど暗い人間関係ばかりだった。
反戦映画のようでもあるが、ユダヤ人のアイデンティティを中心にしたドラマとみたほうがいいのかもしれない。エロかったりもするし・・・青春懐古の部分もあるのか・・・
コメントする (0件)
共感した! (0件)
全1件を表示