「笑えるカンフー映画!」片腕ドラゴン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
笑えるカンフー映画!
小さなレンガ工場と染色工場を経営するハンは正徳武館という中国拳法の道場を開いていて、同じ町にアヘンや売春にも手を出している鉄鉤門という悪徳道場があった。正徳武館のハンは人望も厚く人格者として知られていたが、愛弟子のティエンロンが料理店で鉄鉤門ザオの愛弟子マーと対決する。さらに敗れたマーは裏山で弟子たちと一戦を交えることになり、ザオは怒りに燃え、正徳武館へと殴り込みに行くのだった・・・
手鉤を武器として戦う悪徳拳法。しかし、まともな中国拳法に適わないとさとり、外国から暗殺者クラスの要人を雇うことになったのだ。その敵武闘家キャラ、沖縄空手の達人・二谷とその弟子、柔道の高橋、テコンドーのキム、ムエタイの二人、チベットからはラマ僧、インドからヨガの達人を呼んだのだ(ヨガって何だよ!)。再度殴り込みのとき、二谷に右腕を切り落とされてしまったティエンロン。からくも脱出し、医師の親子に助けられるのだった・・・
もう片腕となった主人公ティエンロンの動きが毎回笑えるほど面白い。倒れても、床がトランポリンになってるかのように直立で立ち上がる姿。さすがに最終決闘は地獄谷なので変な動きはないのだが、指一本で逆立ちしてピョンピョン歩く光景は驚きだ!
修行中のエピソードも笑えるのですが、中でも残った腕の全神経を切断し、一か月間秘薬である酒に腕を浸せば新たな神経が生えてきて、鋼鉄の拳になるのだとか・・・。指一本の逆立ちもこのおかげだったんだな。まぁ、腕を切られたときは痛さを感じたけど、わずか半年の修行で超人となってしまったのね。アイデアの勝利!(笑)
kossy氏🙇レビュー読んで思い出しpart2
「ドラゴン」ってタイトルが、全てLEEさん映画って思ってた叔父は、元旦に観た「燃えドラ」を絶賛した…アタシと弟、同年の従兄弟連れて本作に…😥
…アタシはトラウマになり…以降、映画は必ず鑑賞前に、内容調べてから行く様になりました。アタシ的にはですが…1974年(1980年も)に公開された映画に…学校では教えてくれない色々な事を教えられました🙏
74年って、2つの意味で、かなりイカれてましたよね…砂の器もパピヨンもスティングも仁義なきもノストラダムスもエクソシストもドラゴンも…全部74年…タイトルが、ドラゴンドラゴンドラゴン…タイトルが、悪魔の悪魔の悪魔の…ばっかり😰
…アタシは音楽にシフトしたけど…トラウマにならなかった従兄弟は、覚醒し、芸大~太秦映画村へ就職。今やそこそこの役職(還暦が見えてきた年だからね😅)…母や叔母に、英樹さんや里見さん会わせてくれたり…
ともあれ、本作はアタシのトラウマ映画として長年、封印作品でしたが…今は全然笑って観れます☺