「相性の悪い物が混ざって不協和音となっている」9デイズ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
相性の悪い物が混ざって不協和音となっている
総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 65
演出: 65
ビジュアル: 75
音楽: 70
名優アンソニー・ホプキンスとおしゃべりなクリス・ロック、核爆弾を巡る深刻なテロと駄目男の気の抜けた日常生活、活劇と喜劇、そんな対照的なものが無理やり一緒に詰め込んでいる。あまりに合わないものが水と油のように反発しあって、一つの作品の中で調和せずに不協和音となっている印象を受けた。色々と不自然な部分はあっても物語はわかりやすいし、活劇部分もそれなりに楽しめるから駄作というほどではないが、かといって面白いというには一歩及ばず、全体としてはやや平凡な印象。
コメントする