「家出娘」金魚のしずく kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
家出娘
子どもが海岸で埋められているのに助けない元刑事ウー。犬を放ち、ラジコンで遊ぶだけなんだから・・・ちょっと気難しい性格だ。大陸から来て広東語は得意じゃないのはわかるが、性格を推し量るのが困難だ。
92分しかないのに、すごく長く感じる映画だった。詰め込みすぎではあるが、B級香港映画とは違ってゆったりと映像が流れるし、心理描写が上手いのに・・・不思議だ。閉塞感と自由。家庭崩壊と堕落した若者ドラッグ文化。チョーと出会えなかった島番ウーではあるが、Pとその恋人トーフとは心が通った。民生員の自殺未遂や自傷行為のPなど、テーマが多すぎてまとまりがないのが残念である。
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