「入子構造の映画」ふたりの人魚 よしたださんの映画レビュー(感想・評価)
入子構造の映画
映画は基本的にビデオ撮影屋を営む「僕」の語りで進んでいく。複雑なのは、その話の中に現れるマーダーという男が「僕」を相手に回想を始めることだ。大きな箱の中にまた小さな箱が入っていて、その中身がなんだか大きな箱の外の世界と通じているような、不思議な感覚に見舞われる。
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映画は基本的にビデオ撮影屋を営む「僕」の語りで進んでいく。複雑なのは、その話の中に現れるマーダーという男が「僕」を相手に回想を始めることだ。大きな箱の中にまた小さな箱が入っていて、その中身がなんだか大きな箱の外の世界と通じているような、不思議な感覚に見舞われる。