反則王のレビュー・感想・評価
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プロレス好きには…
ソンガンホ主演、プロレスに導かれたサラリーマンを描いたコメディ作品。
ガンホが明らかに若く、凄いシュッとしております。
プロレスをベースにしているのですが、設定とか色々荒いです。
そもそも最初にかけてるのヘッドロックではない…。
GWFに、ウルトラタイガーマスク、道場には日本の後楽園ホールのポスターがあったりと小ネタはふんだんに散りばめられてます。
どうしても気になってしまうのが、レスラー役が皆身体も含め全部素人感満載なんですよね。流石に体が細すぎです。
他にも技やロープワークなどツッコミどころは満載で、色々と気になってしまいました。
チェホンマンでも出せたら、まだ少し作品に説得力があったように思うのですが…。
コメディと割り切れれば良いのですが、プロレス好きなもので少し辛めなスコアになってしまいました。
すごいぞ、プロレス!
社会からドロップアウトするとボクシング!というのが何故か今までよくありましたが、今作はプロレスというところが味わい深いです。しかし、そう簡単にできるかな?という一抹の不安がありました。それは主人公もそうなら、演じるソン・ガンホさんだって、大変ではないかなと、別の意味でハラハラしながら観賞しました(笑)。メイキングも観ましたが、ソン・ガンホさんの身体能力の高さは半端なく、本格的なレスラーでしたね。ビックリしました!
プロレスはショーではない。人生がショーなのだ
何だか本国の人にしかわからないようなギャグがいっぱいだ。しかし、ラストの試合ではすかーっとさせられる。「プロレスはショーではない。人生がショーなのだ」という言葉がずっとあとをひきずってしまうほど意味がある。興行主から渡されたシナリオは、ちょっと異常なほど細かすぎだなぁ。あれじゃプロレス好きから見れば、怒りますよね(笑)
ソン
ガンホが細い。なんだか凄く良い。何が?ありきたりな話、驚く画がある訳でもない。でも何気に風格がある。場外乱闘が良い感じ。ラストスタンド、悪魔を見た、グッドバッドウィアードの監督らしい。キムジウンの初期がこの作品っていうのは興味深い。
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