バロウズの妻
劇場公開日:2001年6月23日
解説
伝説の作家ウィリアム・S・バロウズの妻ジョーンに光を当てた作品。監督・脚本は「ディックの奇妙な日々」のゲイリー・ウォルコウ。撮影はサイロ・カベーロ。音楽はアーネスト・トルースト。出演は「マン・オン・ザ・ムーン」のコートニー・ラヴ、「処刑人」のノーマン・リーダス、「スウィンガーズ」のロン・リヴィングストン、「グリーンズ」のキーファー・サザーランドほか。
2000年製作/93分/アメリカ
原題または英題:Beat
配給:M3エンタテインメント(提供 丸紅)
劇場公開日:2001年6月23日
ストーリー
1944年、ニューヨーク。ジョーン・ヴォルマー(コートニー・ラヴ)は色仕掛けで地元の薬剤師から薬剤を入手し、仲間たちとドラッグに耽る日々を送っていた。時は流れ1951年、メキシコ。ジョーンはバロウズ(キーファー・サザーランド)と結婚し子供を一人もうけながらも、セックスレスの困窮生活に直面していた。リー(サム・トラメル)という若い男に夢中になり外国旅行に行ってしまった夫への嫉妬。そんな感情に悩むジョーンの前にかつての恋人ルシアン・カー(ノーマン・リーダス)と、ルシアンへの同性愛感情に苦しむ詩人アレン・ギンズバーグ(ロン・リヴィングストン)が現われ、一緒に旅行を楽しむ。そしてルシアンから、一緒にニューヨークへ戻ってくれと愛を告白されるが、彼女は承諾しない。やがてバロウズが帰ってくる。気まずい雰囲気の中、バロウズはジョーンに、ウィリアム・テルごっこをやろうと提案する。ジョーンは頭の上にグラスを乗せ、バロウズは銃を発砲。しかし弾は誤って、ジョーンの頭を撃ち抜くのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ゲイリー・ウォルコウ
- 脚本
- ゲイリー・ウォルコウ
- 製作総指揮
- アビ・ラーナー
- ウィリー・ベアー
- ダニー・ディムボート
- トレバー・ショート
- 製作
- ドナルド・ザッカーマン
- アンドリュー・プリファー
- アラン・シルヴァー
- 撮影
- サイロ・カベーロ
- 音楽
- アーネスト・トルースト
- 編集
- スティーヴ・ヴァンス
- ピーター・ビー・イリス
- 字幕
- 松浦美奈