タイタンズを忘れないのレビュー・感想・評価
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「兄弟だ」
若きデンゼル・ワシントンが強い指導者を演じる。
人種差別が根強く残る街で、勝つためにひとつになっていくフットボールチーム。
衝撃の展開もあり、実話に基づくという点が、作品の魅力を倍増させた。
肌の色が違うだけで、なぜここまで憎しみあえるのか。
皆同じ人間なのだと気付いた時、苦しみを共に突破したように熱い想いがお互いを包む。
エンドロールでその後の活躍を知れて、心地よかった。
スポーツってすごい。
それに携わるひとの成長ってすごいと思う。
1971年のアメリカ
1971年のアメリカは公民権運動で、白人の高校と黒人の高校が統合される。
フットボールチームも統合され、コーチは黒人の主人公(デンゼル・ワシントン)となる。
親、生徒、兄弟、そして地域の人達も"差別"と向き合うことに。
実話の映画化で、作ったのがディズニー、とても良い作品に仕上がっている。
心あったまる一つ
学校の授業の一環で見た作品、
人種差別を描いていくスポーツを通して人との関わりをもっていくストーリー、
1人でじっくり見てたら思いきりボロボロ泣きたかったなー
それくらい感動したのを覚えてる
フットボール映画の金字塔
僕が最初にアメリカンフットボールのゲームを観たのは、1985年のスーパーボウルだった。以降、これまでの40年弱一度も欠かさずにスーパーボウルを観てきている。85年当時のプロフットボールリーグNFLでQBとして名を売っていたのは、ウォーレン・ムーンとモバイルQBの元祖ランドール・カニンガムくらいで他には見当たらず、黒人監督に至っては皆無と言っていい状況だった。
本作「タイタンズを忘れない」で描かれる1971年という年はそれより遡ること15年。保守的な地域における黒人監督や選手の起用問題が、デモにまで発展するような大問題であったことは、米国スポーツ史にとって恥ずべき歴史としてしっかり刻まれるべきだと思う。現在のNFLにおいては、黒人QBはもちろん、黒人監督も数は少ないながら、定着しつつあり、人種差別問題は過去のものとなりつつあるが、コリン・キャパニックの国歌斉唱拒否事件や、今年マイアミドルフィンズの元監督が起こしたマイノリティに対する就業規則遵守違反問題など、全てが解決したというには程遠いというのが現状だ。
デンゼル・ワシントン演ずるブーン監督が南北戦争の激戦地ゲティスバーグの墓地を訪れ「分断」がどれだけ不毛な悲劇をもたらすのかを選手たちに説く。1971年を描いた2000年の映画は、2022年の現在も世界中をとりまく「分断」へ警鐘を鳴らし続けているように思えた。
若きライアン・ゴズリングの姿も必見。個人的にマイオールタイムベスト10に入る映画だ。
熱くなり涙が(;'∀')
学生時代に、バレーをやってた関係で勝負モノやスポーツものはだいすきですね。
これは、ある田舎町での人種差別とからの脱却を目指していき、スポーツを通じてる部分が共感できました。
スポーツは、アメフトですがやはりアメリカですねーー。。 役者がデンゼルワシントンで、一向にひかないアメリカナイズな演技笑
またひかないですが、何物も屈せず戦っていく姿は、感動ものでした。 今の日本人にもないあつい 人間ドラマもあって最高によかったです^^。
スポーツは人種を超える?
Creedence Clearwater Revival, Bob Dylan, The Hollies, Marvin Gaye, James Taylor, The Temptations, and Cat Stevens.などなど、全部の曲を知っているよという感じ。それに、フットボールも当時は随分暴力的だったんだなあ。反則になりそうな動きでこのスポーツを知らないからスポーツで楽しめなかったがスポーツの動きは興奮するね。でも主に選手やコーチたちの人としての生き方を楽しんだ。鑑賞後、この話は全てが実話でないとネットで読んだ。
1971年のバージニア州のアレクサンドリアが舞台でその高校T. C. Williams High Schoolは人種統合したばかりでフットボールのヘッドコーチとして黒人のハーマンブーンが入ってきた。今までの白人コーチビル ヨーストはブーンの下で働かなければならなくなった。その当時学校が人種統合されていなかった地域だからきっとヨーストにとって大変だったろう。
カルフォルニア出身の転校生サンシャインの態度は他の人とは違っていて、人間同士平等の付き合い方を知っているようだ。カルフォルニアがまた彼がリベラルだということがわかる。
ヨーストは、それもVirginia High School Hall of Fameに推薦されていた。後でちょっとヨーストのことをネットで調べてみたけど、心のある人のようだ。主将ゲーリーが事故で車椅子状態になるが、2年ぐらい立ち直るのにかかったとヨーストが。この立ち直るまで友達として支えたのはヨーストでゲーリーを車椅子のオリンピックで金メダルを取ったのもヨーストがコーチしたと。私はこの映画でヨーストの心の中を考えていた。それにこういうタイプは奥さんが逃げていく可能性がある。だってよく人の動きを見ているし皆の気持ちを考えて行動するし、力を発揮するときにはするが。ブーンは今の時代の監督として生きていたら問題を抱えると思う。スパルタ式だから。でもヨーストはメンバーを人間として扱っている。そのところが一番好きだ。
記事で10年後の1981年3月20日ゲーリーは酔っ払い運転していた運転手がセンターラインを超えて入ってきたため、その事故でバージニア大学の病院で亡くなったと。映画の最初のようにタイタンズのチームやコーチがこの葬儀に出席したと。ゲーリーは亡くなる前は Abbey Medicalという障害者のワーキング ブレイスを作る会社でセールズマネージャーをしていてた。それに、ビジネスの専門で北バージニアコミュニティーカレッジで勉強していたと。彼は自分の時間を旅行したり障害者の従業員について社長のコミティの代弁者だったらしい。ゲーリーは障害者のために世界で動き回りやすくアクセスしやすくしていた。—-ワシントンスターから
映画で8/15にチームはゲッツバーグ大学にトレーニングにバスで行く。黒人白人チームの生徒がお互いを受け入れられなく取っ組み合いになったりする。ゲーリーとジュリアスはというよりチームはゲッツバーグでの3時の朝練のブーンの動機の上がるスピーチで一つになっていく —チームは民族を繋いでハーモニーで一つになっていくと。
忘れません(。´Д⊂)
めちゃくちゃ感動😂
アメリカで人種差別の激しかった時代、肌の色の違いを乗り越えて、ついには全米2位のアメフトチームを作り上げた実話。
今回二度目の鑑賞。1回目は10代のとき。その時は人種差別、肌の色を乗り越えることが主題に見えた。でも、改めてみると、年齢や性別、さらには障害や価値観の違いを乗り越えるというテーマも見えてくる。
それを体現するのがシェリル。タイタンズの白人コーチの娘。アメフト好きの8歳。終盤でタイタンズの黒人コーチ、ブーンの家で、ブーンとシェリルがアメフトのテープを見ながら議論するシーンは、年齢や性別にとらわれず、お互いのソウルと向き合う名シーンだと思う。
色々な違いと向き合った本当にいい映画☺️
超越
人類は幾度も超えるべき壁に直面し、血を流しながら歴史を刻んできた。とりわけ「差別」の問題に関しては、未だに超えられない壁として立ち塞がっている。しかし、これは乗り越えた若者たちの物語。
大衆や大人は、時として若い芽を根こそぎ、摘み取り、その可能性をゼロにする。しかし、彼らは負けなかった。自分たちで生み出した「友情」「勇気」「信頼」が、いわゆる大人たちや歴史を壊した。
何者にも、どんな強大な力にも、奪われないものを、獲得したのだ。試合に勝ち続ける姿が人種の壁をハンマーで壊していくかのように見えた。世の中へのアンチテーゼの姿勢は、余計に反感を買うこともある。それでも、打ち勝ったのだ。
「奪うだけだ、生きていく力を」
大人や学校の先生は、日々、子どもたちと関わる中で、子どもの可能性を広げることに邁進している。反面、その可能性を奪ったり、飲み込んだりしている。
厳しいだけがすべてではない。優しいだけがすべてではない。人と関わる上で、たいせつなこと。どうせ奪うなら、悪しき慣習や邪悪な心だけを奪いたいものだ。
人種差別をスポーツで考えさせる
様々な人種差別をテーマにした映画はあるが、これだけ見事に消化している作品は少ないと思う。
差別を下らないモノとして容易に一蹴することはできないけれど、人は理解しあえると言うのを教えてくれる良い映画。
この手の映画を見慣れていても、良質な作品で人に勧めやすい。
一生見続けます!
何度みたことか。
何度涙したことか。
笑って泣いて踊って歌って泣ける映画!
『俺たちは全てを変える!全てだ!
走り方を変える、食い方を変える!』
というブーン監督の言葉が印象的で
両方見たのですがら吹き替えの方がこの作品好きです。
真っ向勝負のスポーツドラマ
期待を裏切らない作品。
期待というのは反面、予想を裏切らない展開、という意味も含んでいるわけでもあり驚きは少ない。
素直に見ればとても胸を熱くする典型的スポーツヒストリーだしその完成度も高い。
でも、ベタを思い切り踏んでいくその雰囲気は少々計算が過ぎるような気もする。
あんまりこういう見方をするのは損なので、このへんでやめとく。
白人の女の子がいいアクセントになっていると思う。
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