「殺人まで行くと極端では?」サベイランス 監視 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
殺人まで行くと極端では?
大手IT企業に引き抜かれたプログラマーが、そのオーナーの行動に不信を抱き・・・と言う物語。
設定は面白いのですが、「子供向け」作品という趣です。
そもそも犯人側の動機も行動も極端過ぎて非現実的。
主人公の奔走も、ご都合主義の連発で緊迫感を感じません。そもそも犯人が主人公に示した信頼や期待の根拠が曖昧で、そこからしてご都合主義を感じてしまいます。
クライマックスに幾つか見られる「どんでん返し」も、「どんでん返しをしたい」、という意識があからさまで興ざめしてしまいました。
少なくとも、大人が観て楽しめる映画ではないと思います。
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