姉のいた夏、いない夏のレビュー・感想・評価
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少女から大人へのステップ。
ジョーダナ・ブリュースター演じるフィービーが死んだ姉の足跡を追って旅に出るロードムービー。
キャメロン・ディアスが演じる姉フェイスが大好きな妹フィービー。
だが姉は好きだった父が仕事上の悩みから自殺して以降無気力な毎日をおくっていた。
そんな時テレビでパリの反乱のデモを見たフェイスは恋人ウルフと共にヨーロッパに旅立つ。だがやがて姉の自殺の報が届く。それから7年後高校を卒業したフィービーは、姉の死の真相を確かめたくて母の反対を押しきりひとりヨーロッパに旅立つ。
パリにいるもと恋人のウルフは別な女性と暮らしていたが、フィービーの訪問を受け二人であのときの姉の足跡を辿っていく。
大好きだった姉、その姉のもと恋人と旅するフィービー。
少しずつ姉の本当の姿が見えてくるとき、フィービーも心の中にあった姉の呪縛から解かれ一人の女性へと成長していく。
ロードムービーとしては姉の足跡を追い、自身も少女から大人へと感性を育んでいく過程が丁寧に描かれ、ジョーダナ・ブリュスターの演技と魅力で中々みせる内容だ。
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