「昨日 … 突然 …」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 己ンジャー(次男)さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0昨日 … 突然 …

2019年2月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

TOHOにて、10:00〜14:30の実に4時間半近い長編上映作品でした。
(※3時間経過後に10分の休憩を挟みます。)

監督の遺族や作品関係者の協力の元に、カットされてたり棄て置かれていた映像を拾い集めて全部入れして4Kリマスターされた本作品、この機会に観なければ今回の人生で観ることはないだろうと、中距離マラソンに参加する覚悟で挑みました🏃🏻

寝落ちマンの私ですが鑑賞前の心配は杞憂でありました。
鑑賞後は淀川長治さん状態です👓

音楽が良くて👂🏼♪、同曲リピートなのですが、この曲を聴かされると何もかもが許せて微笑ましくなってしまいます☺♬️ ヤラれました。
懐かしアニメのサスケみたいなメロデーの笛(パンフルート)の音(ネ)も良し👍🏼

冒頭のシーン、私が見た映画史上、取らない電話の長さ最長記録です⚡︎⚡︎📞⚡︎⚡︎
廃棄されていた映像のパートは、ちょっと画質がアレだったりするのですが、まあ ‘お話’ を観ているので大丈夫です。監督もたまにミスリードを促すような描写を入れたりしますが、それもまた味。しかし女性同伴では見辛いシーンもあり、まあ、(アダルトな人やそうでない人など)女性がそこを見て実際どういう気分になられるかは人によりけりで分かりませんけれども。

特にクソガキ時代に風情があって好きですね。ほんと好きです(2回書きます)。出逢いから魅せてくれる若年マックスが魅力的です。(※ちなみに彼Rusty Jacobs氏は、僅か3本程の映画出演でその役者人生を終え、公共ラジオのリポーターを経て、現在は地区検事補佐官をされているそうです。)
とんでもない悪ガキ共も微笑ましく受け入れられるのは、監督と役者に良い仕事をされたということですね〜。
また、デニーロ氏の老け込み姿が自然なので、逆に成人期をどうやって撮ったんだろう🤔❔と錯覚してしまいました(どうでもいい事ですが、成人デニーロ氏がメッシ氏に見えたり、若年デニーロ役の少年にISSA氏の面影を見たり)。成人デボラの女優さんは見た目がおぼこくてデニーロ氏とはちょっと釣り合いが‥ と私の目には映りましたが。

デニーロ氏のクセのある苦笑い顔はいつも印章的ですが、ラストの満面の笑みを醸し出すシーンには人の人生の儚さがぎゅうっっと凝縮されているようで哀愁味わい深く、暫し見惚れました。

レオーネ監督👏🏼有り難う御座いました🙏🏼
ご馳走様でした🍽 この長尺を自宅で集中して観るのは厳しいでしょうし、この機会に披露してくれたTOHOさんにも感謝です。素晴らしい作品を観られて良かったです👍🏼👍🏼👍🏼

完璧ではないんだけど、長丁場を寝ずに観させた描写力に+⭐️で、単純な私などには勢い満点にさせてしまうほど魔力のある作品でした。

寝落ちマン(次男)