「全てを疑念に変える天才的なラスト」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ ザカマツさんの映画レビュー(感想・評価)
全てを疑念に変える天才的なラスト
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ギャング映画好きとしては見逃せない一作。
とにかくラストまで感じるのは時代背景等の描写はリアリティがあって良いものの、だらだらと長いということ。
主人公の回想にしろ、現時点でのシーンにしろとにかく長ったらしく感じ、最後の方には映画の長さもあって気持ちが切れてくるが、ラストでそれらが全て吹っ飛ぶ。
ラストの主人公のアヘン窟での笑顔で今まで見てきたシーンは妄想なのか、現実なのかあらゆる疑念が湧き、その疑念と共に終わる。
このラストのために3時間もの時間があったんだなと関心させられる映画。
ある意味激しいアクション等もなく、ひたすらに一人のギャングの成り立ちと行く末を描いていくという意味では映画らしい映画。
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