ワラー最後の旅

劇場公開日

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解説

孤独で寡黙な老鉄道保線作業員の人生をイメージ豊かに綴った感動作。監督・製作・脚本は西ドイツのインディペンド映画界で活動したクリスチャン・ワグナー(59年生まれ)で、『囲いの中で自由に』に次ぐ本作が長編第2作。原作はゲアハルト・ケプフの『保線区』。撮影はトーマス・マオホ。音楽はフローリアン・E・ミューラー。編集はノルベルト・ヘルツナー。出演はロルフ・イリヒ、ジビュレ・カノニカほか。

1988年製作/100分/西ドイツ
原題:Wallers letzter Gang
配給:日活

ストーリー

南ドイツ、アルプスに近いアルゴイ地方。牧歌的な谷間を走るローカル線が廃止されることになった。この路線と共に生きた老保線作業員ワラー(ロルフ・イリヒ)はその最後の日の朝、自分が生まれる夢を見て目を覚ました。いつもと同じように見回りを開始したワラーだが、彼は線路と運命を共にするつもりだった。ミュンヘンの鉄道局の役人シュトゥンプフ(フランツ・べーム)はワラーの解雇を伝えに訪れ、ワラーの娘ロジーナ(ジュビレ・カノニカ)のもとに電話が入る。1920年代に少年時代を送ったワラーは成長して30年代に保線作業員として働きはじめた。41年、親友のラッシュは召集され、そのまま戦地から帰って来なかった。ジブラーホーフェン駅に配置替えとなったワラーはそこで知り合ったラッシュの元恋人である工場経営者の娘アンゲリカ(クレセンティア・デュンサー)と闇の小麦を運んだことで、上司の怒りを買い、戦地へと飛ばされた。戦後、50年代。帰還したワラーはかつての親友の恋人であるアンゲリカと愛し合うようになる。ふたりは結ばれたが、アンゲリカは娘ロジーナを産んだ際に息絶えてしまう。ワラーはロジーナにこの事実を話したことはなかった。いまではパートナーのパウルと食堂を経営するロジーナは、路線廃止が決まっても見回りを続ける父が理解できない。彼が狂っているという噂まであった。ワラーはそんなことには耳を貸さず、終着駅トルフヴェルクを越えても、灌木や藪が遮ろうとも構わず、ただひたすらに保線区をたどり、見回りを続ける。ワラーはロジーナが住むいまは使われていない駅舎を訪ね、驚く娘に初めて母親のことを話した。ロジーナは父の亡き妻への深い思いを知った。ワラーの姿はかつて線路だった跡地を越えて彼方に消えてゆく。

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