私は告白するのレビュー・感想・評価
全3件を表示
さて、ドイツからの亡命者と告発するが、ナチスドイツなのか?ユダヤ系...
さて、ドイツからの亡命者と告発するが、ナチスドイツなのか?ユダヤ系なのか?
どちらか分からない。
その点が重要だと思うが。
ユダヤ系の哀れな女性を助けたドイツ人亡命者?
微妙な話だ。
『地上より永遠に』のモンゴメリー・クリフトを使っている。さて、地上より永遠にが真珠湾攻撃の様子を含んでいる。さて。なんか臭うなこの映画。
静かなる苦悩
ある人物の告解により、苦悩する神父をモンゴメリー・クリフトが演じる。くっきりとした目が印象的。
ヒッチコック作品らしく、美しい顔立ちのアン・バクスター、個性的なO・E・ハッセが共演。
「告解」は神と信者との秘密とされているとの事。「告解」を聞く立場の重みと、オットーの妻が苦悩する姿が印象に残りました。
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
むかしの映画
ヒッチコック。小学生時代にTVで「鳥」を観て恐ろしかった、という経験のみ。初めて映画館で体験したが、さすが、ラストまでハラハラしながら見せる。
ただ、昔っぽいと感じるのは、ほとんどのシーンが音響効果つきで進んでいくこと。ジャジャーンみたいな感じで音楽が使われている。それと、終わりが唐突なこと。
主人公が「私に話をさせてくれ」と言ったので、真実は別のところにあるのか、どんでん返しか、と思ったら、そんなことはなく犯人は撃たれて死んだ。主人公の「犯人を救えなくて残念」という気持ちを強調するためだけだったのね。
聖職という立場と恋、受けた懺悔の秘密は守らねばならないという職業上の倫理と自分にかけられた殺人という疑惑の板ばさみで、倫理的にふるまう主人公、という今ではシンプルに感じるストーリーでした。映画としてはおもしろかった。
こどもの頃に読んでいた少年漫画にこの映画の感じに似たマンガがあったのを思い出した。ヒッチコックにあこがれてた漫画家が描いたんだろうな。
全3件を表示