わが街(1991)のレビュー・感想・評価
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最後の詰めがちょっと
犯罪都市ロスで日常起こりえる様々なトラブルのなかで、時に人生を見つめ直したり、ポジティブに生きようとする人々を描いた作品。
主人公が犯罪に巻き込まれそうなったのを助けたことで、お互いが助け合う関係になっていくところがとってもハートウォームでした。アメリカというとついつい個人主義の国と思ってしまいがちですが、なかなかどうして、困っている人物に手を差し伸べるというマインドもちゃんと持っているというところが意外でした。
それと主人公の奥さんが、捨て子を見つけて、愛おしそうに抱き上げるシーンは、とても女性の母性本能を感じさせます。
ラストが少々あっけなかったのですが、わが街ロサンゼルスで、今日も紡がれている街の人々同士の絆というのは、殺伐とした都市ジャングルのなかにあっても、心暖まるもので満たされました。
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