ワーテルローのレビュー・感想・評価
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映画史に残るであろう戦争描写。ものすごい人、馬、大砲。馬とか相当死...
映画史に残るであろう戦争描写。ものすごい人、馬、大砲。馬とか相当死んでるのでは、ひょっとして人も…そう思わせるど迫力。必見。
物語はナポレオン、なんかイメージと違う。まぁこれはあくまでおまけ。あくまでも注目は戦争。反戦的メッセージも。ロシア(ソ連)よ、どうして…
合戦シーンは大迫力です。
ナポレオン最後の戦争であるワーテルローの戦いを描いた歴史巨編。
私は、比較的日本史は得意なのですが、世界史は取っつきにくく苦手意識がありました。でも、このような映画を見ると、これからでももう少し勉強したくなりますね。
映画自体で言えば、ソ連軍が全面協力した合戦シーンは迫力満点です。開けた平地での戦いですから、小隊同士の戦いってシーンでの誤魔化しも出来ません。VFXでは味わえない数万の人馬がぶつかりあるシーンは、一見の価値があります。
ただ細かいところで雑なんですよね。例えばウーグモンの戦いは、兵士個人迄見ているとただ塀をよじ登ろうとしているだけで戦っていない。そこまで頑張ってもらえれば、もっと迫力のある映画になったと思うので、少々残念です。
逆転
数えきれないほどある英仏の戦いの中でも有名な一戦。
ぽっちゃり小柄なNapoleon vs 端正な貴公子Wellesley。
戦前夜のよくある対比。
両者の人物像を丁寧に描いています。
Rod Steignerが、Napoleonの必死さを熱演しています。Wellesley役のChristopher Plummerが美しいこと(*^^*)。
ほんの少ししか出て来ませんが、Orson Wellesがお口をムニャムニャさせて演じるLouis XVIIIも面白いです。
戦闘はかなり大規模で、物凄い人数です。
各シーンが歴史の教科書に載っている絵のようです。
接近しての撮影時、乗馬していないのがバレバレですが…。
どちらかの肩を持つことなく描かれていますし、結果も分かっているので、感情移入して観るというよりは、史実の勉強になる作品でした。
勝っても負けても戦は悲惨。
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