「浄化」ロミオとジュリエット(1968) きりんさんの映画レビュー(感想・評価)
浄化
シェークスピアの悲恋物語。
この映画、何十年ぶりに見たろうか、登場人物と同じ年頃に初めて観賞し、今また今度は彼らの親の年代となって改めて物語に触れる。
冒頭からの作りの素朴さにあくびが出そうになるが、昔の映画はこうだったんだよな。
でも我慢しているうちにその映像にだんだんとピントが戻り、コマずれが直り、心があの日のスクリーンに戻ってゆく。
ロミオも、ジュリエットも、目が美しい。裸もとてもきれいだ。
汝初々しく清らかな初恋よ、
反して今は悲しき老いさらばえて此処に醜く汚れし我が魂。
嗚呼、せめては若人の行く末を祝し 己があるべきを見失うことなきを得さしめたまえ。
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R♪さんのコメント
2020年9月12日
10代にこの映画のセレクトはデートですか~?(*^^*)
若い時から素敵な映画に触れてて良いですね✨
自分の10代は長野でも田舎だったので近くの映画館はエロいのばかり上映されてました(>_<)
asicaさんのコメント
2019年12月29日
最後の五行が 面白すぎて爆笑してしまいました。まったく同感で。
あれ?笑うところですよね?
私はこの映画は衝撃的で
多分初めて見たベッドシーン(的な)
だった記憶があります。
大人の裸の美しさに驚きました、中学生だったと思うんですが。