「アメリカの特撮もハンパない」ロボコップ(1987) 太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカの特撮もハンパない
クリックして本文を読む
ディレクターズ・カット版、字幕版を観賞
今作はリメイク版を見てからの観賞となるが、古い今作の方がアクションに迫力があった。
B級映画なのにこの迫力とグロさはとても面白い。特にガラスを割ればとりあえず派手になるという思想から来ただろうシーンは、一見ワンパターンだが、かなりドキドキする展開に見えてくる。
そうやって低予算でどれだけのハデな映像を作れるかを、このオリジナル版ロボコップは完璧にこなせている。
先程も言ったように、今作はグロ要素があり、決して子供向けの映画ではない。そのグロさにヒーローらしいカッコいいデザインとかなりやり過ぎ間のあるアクションと社会をディスるストーリーが加わる。
これによってグロと大人にならないと理解できないストーリーに、さらに童心をくすぐられる。かなり恐ろしい映画だ。
悪いところは無い。むしろいいところしかないのがこのオリジナル・ロボコップだ。当時とは思えない特撮技術は必見。アクションや主人公、マーフィの葛藤は素晴らしい出来だ。
デザインはリメイク版だが、それ以外は完全にオリジナル版が勝っている。
コメントする