ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズのレビュー・感想・評価
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ガイ・リッチーの手腕
この一作と「スナッチ」が少々で全ての才能を放出したガイ・リッチーの長編映画監督デビュー作の初期衝動が炸裂、洒落た笑いとスタイリッシュな映像にサントラも最高でセンス良し、濃いキャラクターが勢揃いで問題山積み、ドンデン返しの繰り返しに飽きる事はなく何度観ても面白さは薄れない。
キャスティングも逸品でスティング含めた役者陣の新鮮味が堪らない、今やアクション臭がプンプンなジェイソン・ステイサムも際立つ存在感で格好良かった。
腑に落ちないのがギャングの頭ドッグからクリスが奪った金がエディたちの借金完済に回った状況、ドッグもハリーへの借金があり日焼けサロンでクリスから取り立てられる場面が、そこら辺が有耶無耶な気もするし、ラストの携帯を口に咥える演出がワザとらしく思てしまう。
タランティーノやフィンチャー、イニャリトゥなど90年代に初期衝動を炸裂させた監督たちは賛否あれど今だに衰える事はなく、ガイ・リッチーはダニー・ボイルが如く成功しているにしても勢いは落ちて行く一方で、とうの昔に熱も覚め新作に興味すらなくなってしまった個人的な思い。
レンタルで初めて観て「スナッチ」初公開時の特別上映でフォーラム仙台にて鑑賞。
色褪せぬ傑作
ガイリッチーとマシューヴォーンの名前を世に知らしめた作品。
レンタル屋でたまたま見かけ、久しぶりにと観てみました。
ジェイソンステイサムにニックモラン、それとオープニングのオーシャンカラーもこの作品でブレイクしたような印象があります。
後もう一人、これがデビューとなったヴィニージョーンズですね。彼もインパクトがありました。
スティングも良い位置。というか脇を固めるキャストが皆魅力的でした。
作品はクライムムービーなのですが、脚本や演出それと音楽が素晴らしい。
テイストは違いますが、タランティーノのような稀有なセンスのある作品。前後に散らせた細かい伏線を畳んでいく様も素晴らしい。
あと小物、特に服。ポロシャツやチェスターコートが欲しくなります。
カメラワークも子気味良く、終盤からの伏線回収は素晴らしいの一言。本当見事すぎる。
ヴィニージョーンズに最後まで華をもたせていて、何というかイギリスらしくサッカー愛を強く感じます。
それと物語を見送るローゼズの「Fool's Gold」の入れ方、絶妙すぎですね。
今見ても色褪せぬ傑作でした。
とにかく楽しめ‼️‼️‼️‼️‼️‼️
ジェイソン・ステイサムのデビュー作品⁈
いやあー、こんなに面白いなんて‼️
主役ではないし、派手な格闘シーンもないけれど、あれがこうなって、これがああなって、最後にそうくるのね😁
という一種のカタルシス‼️が最高の盛り上がり方で味わえます。それもユーモアたっぷりに‼️
このカタルシスは〝浄化〟というより、もはや〝快楽〟そのもの‼️
映画館で映画が観れない今だからこそ、余計そう感じるのかも知れませんが、まあ、そんな解釈はどうでもいい。
とにかく楽しめ‼️
そう背中を押してくれる映画です。
バー経営者の父親、業務転換した殺し屋、麻薬組織のボス、ラリってた女の子、冴えない泥棒コンビ……、誰を思い出しても自然とニヤけてしまう人物造形の妙‼️
公開してるのに観にいけない『ジェントルメン』を観にいくのが一層楽しみになった半面、この映画ほど楽しめるのか⁈
そっちのほうが心配になってきました。
脚本がすごい!
85
登場人物の絡みを復習しながら鑑賞
大好物な群像劇でした。
ガイ・リッチーの原点
小さなことが大きなことに…
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