「初々しいジェイソン・ステイサム」ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ SUZさんの映画レビュー(感想・評価)
初々しいジェイソン・ステイサム
ガイ・リッチー初長編監督作かつ、ジェイソン・ステイサムの映画デビュー作。
タイトルは一切合切って意味の慣用句、ロック、ストック&バレルのもじり。バレルが銃身って意味なので二重に意味が掛かっている。
ガイ・リッチーは当時、スタイリッシュなCMやPVで注目された新進の映像監督だったけれど、あのマドンナと付き合ってた(のちに結婚&離婚)ことで有名だった。マドンナは今でこそちょっとイタイエロババアだが、当時は絶対的なクイーン・オブ・ポップ。日本で言うと宇多田ヒカルと紀里谷和明?(余計でした)。
さて、映画について。
そのスタイリッシュな映像は今見るとやはり少し色褪せている。うーん、もう少しかっこよかったはずなんだけどなぁ。
二転三転するストーリーは、予測はつくものの、よく練られていて、劇団新感線のよう(褒めてます)。
ジェイソン・ステイサムはその後の活躍を知っているせいか少し贔屓目に見てしまいますが、当時から目立ってます。
90年代の名作を映画館でリバイバル上映する「Filmarks90’s」なる企画で、平日の昼間の郊外のシネコンで鑑賞。観客は自分も含めて2名。この企画、大丈夫か?でも過去作を近所のシネコンで観れるのはありがたい。頑張ってください。
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